うそでしょ!?伝説のウィッチャー3に「第3弾DLC」が来る?

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オープンワールドRPGの金字塔として、今なお語り継がれる傑作『ウィッチャー3 ワイルドハント』。2015年の発売から10年が経過した今、誰もが予想だにしなかった驚愕のニュースが飛び込んできました。

なんと、11周年を迎える2026年5月に、大型拡張パック(DLC)がリリースされる可能性があるというのです。

正直なところ、私もこの話を耳にしたときは「まさか、今さら?」と耳を疑いました。普通、10年も前のゲームに新作並みのDLCが追加されるなんて、タイパ至上主義の現代ではあり得ない話ですから。しかし、ポーランドから届いた投資家向けの最新レポートが、この「あり得ない夢」に現実味を持たせています。

今回は、全世界のファンが熱狂しているこの噂の出所と、気になる中身について、一人のプレイヤーとしての感情を込めて深掘りしていきます。

Source:Mateusz Chrzanowski

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アナリストが予測する「30ドルの本気度」と開発の裏側

今回の噂の火種となったのは、金融サービス会社Noble Securitiesのアナリスト、マテウシュ・クルザノフスキ氏が公開した投資家向けレポートです。

単なるファンの妄想ではなく、財務分析のプロが「戦略的な移行プロジェクト」としてこのDLCに言及した点が重要です。レポートによると、この追加エピソードは「ウィッチャー4(仮称)」への橋渡しとして機能し、約30ドルという価格設定が見込まれています。

30ドル。これは、かつての神DLC「血塗られた美酒」と同等、あるいはそれ以上の規模であることを示唆しています。

ここで皆さんが抱くであろう不安は、「開発のリソースは大丈夫なの?」ということでしょう。実は、本家CD Projekt REDは現在、次回作の開発に全力を注いでいます。

そのため、今回の第3弾DLCは外部スタジオの「Fool’s Theory」が担当すると予測されています。彼らはオリジナル版への深いリスペクトを持つスタジオとして知られており、既存の世界観を壊すことなく、新しい風を吹き込んでくれるのではないかという期待が高まっています。

主人公はシリ?「ウィッチャー4」へ繋がる物語の予感

ファンの間で最も盛り上がっているのが、そのストーリー内容です。

多くの予測では、ゲラルトの養女である「シリ」が主人公になるのではないかと言われています。次世代の主人公として目されている彼女の視点で描かれる物語は、ファンにとってこれ以上ない「エモい」展開になるはずです。

もしこれが実現すれば、かつてのゲラルトの旅を振り返りつつ、新しい時代の幕開けを自分の手で操作できることになります。長年、シリのその後を案じていたプレイヤーにとって、この追加エピソードは単なるコンテンツ不足の解消ではなく、心のどこかに残っていた「宿題」を終わらせてくれるような、救いになるかもしれません。

私たちが直面する「期待と現実」のギャップ

ただし、ここで一つ冷静になる必要があります。 このレポートはあくまで「市場分析と予測」に基づいたものであり、CD PROJEKTからの公式発表ではありません。

投資家向けの数字としては非常に説得力がありますが、ゲーム制作は生き物です。予算やスケジュールが予測通りに進むとは限りません。Redditなどのコミュニティでも「公式の声を聴くまでは信じない」という慎重な意見と、「でも、もし出たら最高だ」という希望が入り混じっています。

この「出るかもしれないし、出ないかもしれない」という揺らぎこそが、今のウィッチャー界隈を最も熱くさせている要因なのかもしれません。

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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