ロジクール G304 X Lightspeedは、106時間のバッテリー性能と超軽量なゲーミングマウスで登場!っぱロジクールよ!

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ゲーミングマウス界の「良心」とも言える存在、ロジクールG304。手頃な価格でプロ級のセンサーが手に入るあの名機が、まさかの超進化を遂げて帰ってきました。

その名も「Logitech G304 X」。

正直なところ、最初にこのニュースを聞いた時、私は少し耳を疑いました。なぜなら、G304の魅力はその「適度な重さと安心感」にもあったはずだからです。それを半分近くまで削ぎ落としてしまったというのですから、ファンとしては期待半分、不安半分といったところではないでしょうか。

今回は、中国で先行発表されたこの「神マウスの再来」について、既存モデルとの違いや、私たちが抱くであろう疑問を深掘りしていきます。

Source:Logitech

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まるで別物?42%軽量化がもたらす「操作感」の正体

今回のリニューアルで最も衝撃的なのは、その重量です。従来のG304は約99g(3.49オンス)と、決して重い部類ではありませんでしたが、新作「G304 X」はなんと約57g(2オンス強)にまで絞り込まれました。

42%の軽量化。これはもはや「ダイエット」ではなく「肉体改造」です。

ここで皆さんが感じる不安は、「軽すぎて安っぽくなっていないか?」ということでしょう。しかし、ロジクールは賢明でした。デザインのシルエットはほぼ変えず、重心を中央に徹底して配置。

これにより、マウスを振った際の「振り子感」がなくなり、自分の手の延長線上にカーソルがあるような感覚を実現しています。

最近タイパ(タイムパフォーマンス)を重視するゲーマーが増えていますが、無駄な筋力を使わずに瞬時にエイムを合わせられるこの軽さは、まさに現代の最適解と言えるかもしれません。

性能はモンスター級へ。25,600DPIへの跳躍

センサーについては、信頼の「HEROセンサー」を継続採用。しかし、その中身は別次元です。 解像度は従来の12,000DPIから、一気に25,600DPIへと跳ね上がりました。

「そんなに高いDPI、誰が使うの?」と思うかもしれません。確かに、常用する数値ではないでしょう。しかし、この「余裕」こそが、低DPIでプレイする際の圧倒的なトラッキング精度と安定感を生むのです。最大40Gの加速度と400IPSの速度は、もはやエントリーモデルの枠を完全に超えています。

バッテリー時間は「退化した」のか?

スペック表を見て、唯一「あれ?」と思うポイントがあるはずです。それはバッテリー駆動時間。

  • 従来品:250時間
  • G304 X:106時間

半分以下になっています。「これは改悪では?」と感じるのも無理はありません。しかし、ここにはロジクールの明確な意図があります。

重い乾電池(単3電池)を廃止し、内蔵リチウムポリマー電池に切り替え、充電方式をUSB-Cにしたこと。これが軽量化の最大の功労者です。106時間あれば、毎日5時間ハードにプレイしても20日間は持ちます。

乾電池を買いに走る手間と、電池切れで急に重くなるストレスから解放されるメリットを考えれば、この「短縮」は進化のための必要な代償だったと言えるでしょう。

今すぐ買える?入手方法と注意点

現在、このG304 Xは「Logitech China」のみでの発表となっており、日本を含むグローバル展開の時期や価格についてはベールに包まれています。

接続方式についても注意が必要です。2.4GHzのLightspeedワイヤレスとUSB有線接続には対応していますが、現時点の仕様書にBluetoothの記載はありません。スマホやタブレットで気軽に使いたいと考えていた方には少し残念な点かもしれませんが、その分「ガチのゲーム性能」に特化している証拠でもあります。

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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