Poco F8 Pro、まさかのバッテリー「デチューン」か!?Redmi K90との「違い」と100W充電への進化。HyperOS 3が明かした惜しい現実とは。

Amazon Audible

Xiaomiが中国市場で発表した「Redmi K90」。その圧倒的なスペック、特に伝えられる7,000mAh超えのバッテリーには度肝を抜かれました。

当然、我々グローバル市場のユーザーが期待するのは、そのリブランドモデルとされる「Poco F8 Pro」です。

しかし、その期待に冷や水を浴びせるようなリーク情報が飛び込んできました。HyperOS 3のコード内から、Poco F8 Proのバッテリーと充電に関する詳細が明らかになったのです。

Poco F7 Proからの確実な進化は確認されたものの、同時に「なぜ中国版と同じではないのか」という、Pocoファンにとってはお馴染みの「惜しい現実」も判明してしまいました。

記事の内容を音声で聞きたい方はこちら↓

あわせて読みたい
スマホの音はもう物足りない?Redmi K90 Pro MaxがBoseサブウーファー搭載で切り拓くオーディオの新境地 スマートフォンの進化は、もはや処理速度やカメラ性能だけではありません。Xiaomiが間もなく発表する「Redmi K90 Pro Max」は、「音」という新たな領域で、私たちの常識...
気になる項目をクリックしてね

HyperOS 3から判明した「Poco F8 Pro」の輪郭

Xiaomiのハイエンドコスパライン「Poco F」シリーズ。その次期モデル「Poco F8 Pro」および「Poco F8 Ultra」に関する手がかりが、最新のHyperOS 3から見つかったと、著名なリーカーKacper Skrzypek氏が報告しています。

現行のPoco F7 ProやF7 Ultraが今年の3月に発売されたことを踏まえると、Poco F8シリーズの正式な登場は来春(2026年3月頃)になる可能性が高いと見られています。まだ半年近く先の話ですが、その心臓部に関する情報がこの段階で明らかになるのは異例のことです。

先日Poco F8 Ultraの情報が出たのに続き、今回は本命とも言えるPoco F8 Proのスペックが明るみに出ました。

バッテリー容量…期待の7,100mAhは「夢」に終わるのか

今回のリークで最も注目すべきは、バッテリー容量です。

中国版のベースモデルであるRedmi K90は、驚異的な7,100mAhという大容量バッテリーを搭載しているとされています。多くのファンは、Poco F8 Proもこのスペックを引き継ぐことを期待していました。

しかし、HyperOS 3が示す現実は異なります。

リークによれば、XiaomiはPoco F8 Proに対し、中国版とは異なるバッテリーを搭載する計画のようです。その容量は「6,210mAh」。

これは、現行のPoco F7 Pro(※容量の言及は元情報はないが、過去の経緯からF7 Proの容量を仮に6,000mAhと仮定した場合、210mAh増・3.5%増となる)と比較すれば、確かに210mAh(3.5%)の「控えめな増加」であり、進化していることは間違いありません。

しかし、Redmi K90の7,100mAhという数字を知ってしまった後では、約900mAhも少ない6,210mAhという容量は、正直なところ「デチューン(スペックダウン)」と言わざるを得ず、物足りなさを感じてしまいます。

これはPoco F7 Proがそうであったように、グローバルモデルと中国モデルの間には明確な「壁」が存在することの証左です。

唯一の救い?充電速度は100Wへ確実に進化

バッテリー容量で肩を落としたファンにとって、わずかながら朗報もあります。それは有線充電の速度です。

Poco F8 Proは、現行モデルの90Wから向上し、「100W」の有線充電に対応する見込みです。

6,210mAhという大容量(とはいえRedmi K90よりは少ないですが)バッテリーに対し、100Wの充電速度がどれほどの快適さをもたらすのか。バッテリー容量の「惜しさ」をカバーできるだけの体験向上が得られるのかが、一つの焦点となりそうです。

進化はするが「最善」ではない。Pocoの宿命か

今回明らかになったPoco F8 Proのリーク情報は、Pocoブランドの立ち位置を改めて浮き彫りにするものでした。

Poco F7 Proから見れば、バッテリー容量はわずかに増え(6,210mAh)、充電速度は向上する(100W)。これは間違いなく「進化」です。しかし、ベースとなる中国版Redmi K90(7,100mAh)のスペックを知っていると、どうしても「なぜフルスペックで投入してくれないのか」という不満が残ります。

価格を抑えるため、あるいはグローバル市場の戦略的な理由があるのでしょうが、この「惜しい」感じこそがPocoの宿命なのかもしれません。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてくれると励みになります
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
a8mat=3TNOQB+N7XDE+55QO+5ZU29" alt="">
気になる項目をクリックしてね