Nothing Phone (4a) とNothing Phone (4a) Proが登場!?えっ、もう次が出るの?スペックと価格から見るコスパの真実

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「Nothing Phone (3) が出たの、ついこないだじゃなかったっけ?」

テクノロジーの進化が早いのは百も承知ですが、このスピード感はもはやF1並みです。Nothing Phone (3a) や (3a) Pro を購入して、「最高のミッドレンジを手に入れた!」とホクホクしているユーザーにとっては、期待と同時に「嘘だと言ってくれ」という複雑な感情が入り混じるニュースが飛び込んできました。

リーカーが投下した爆弾は、次世代機「Nothing Phone (4a)」および「Nothing Phone (4a) Pro」の存在。しかも、今回はスマホだけじゃなく、より手頃なヘッドフォンまで控えているとか。

今回は、このあまりに早すぎる、しかし無視できないリーク情報を、感情を交えつつ整理していきます。「買い替え」を検討すべきか、それとも「ステイ」か。一緒に悩みましょう。

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Nothing Phone (4a) シリーズ、何が変わる?

心臓部はQualcomm製。でも、少し謎が残る

まず一番気になるスペック、つまりスマホの頭脳についてです。 リーク情報によると、(4a) と (4a) Pro はどちらもQualcommのSnapdragonプロセッサを搭載するとのこと。ここまでは予想通り。

ただ、面白いのがここからです。「Snapdragon 7(s) シリーズ」という記述がある一方で、具体的な型番がぼかされています。現状のラインナップと次世代のタイミングを考えると、Snapdragon 7 Gen 4、あるいは 7s Gen 4 という「4」の数字を冠した最新チップが載る可能性があります。

しかし、ここで冷静になって考えてみてください。(3a) Proに搭載されているのが Snapdragon 7s Gen 3 です。もし (4a) シリーズで劇的な進化を遂げるなら、あえて既存の高性能チップである Snapdragon 7 Gen 3 や 7+ Gen 3 を採用してコストを抑えつつパフォーマンスを安定させる、という「大人の事情」的な選択肢も捨てきれません。

個人的には、数字の大きさよりも「バッテリー持ちと発熱のバランス」がどうなるかの方が重要だと思っています。NothingのOSは軽量でサクサク動くのが売りなので、チップ性能をガリガリに上げるよりも、日常使いの快適さに振ってくるのではないかと予想しています。

メモリとストレージは「強気」の択一

ここが今回のリークで一番「おっ」と思った部分です。 どうやら、RAM 12GB / ストレージ 256GB の単一モデル展開になるという噂。

これ、地味にすごくないですか? これまでのミッドレンジスマホといえば、安い8GBモデルでお茶を濁して、上位モデルで価格を吊り上げるのが常套手段でした。それを廃止して「最初からクライマックス」状態で出してくるあたり、Nothingの本気を感じます。

価格予想は以下の通り。

Nothing Phone (4a):約475ドル

Nothing Phone (4a) Pro:約540ドル

日本円に換算すると為替の影響で胃が痛くなりそうですが、グローバル価格で見れば、このスペックでこの価格帯は、昨今のスマホ高騰化の流れに対するアンチテーゼのようにも見えます。

特にPro版は引き続きeSIMサポートもあるようなので、海外旅行やサブ回線運用をする層には刺さる仕様です。

ついに「ピンク」が来る!デザインの革命

Nothingといえば、黒、白、そして透明。クールでサイバーパンクなイメージが強いブランドでした。しかし、(4a) シリーズではその常識が覆されるかもしれません。

ブルー、ホワイト、ブラックに加え、新色「ピンク」が登場するとのこと。

これは明らかにターゲット層を広げに来ています。これまでのガジェットオタク(私のような)だけでなく、ファッション感度の高い層や、いわゆる「推し活」でメンカラ(メンバーカラー)がピンクの人たちを一気に取り込みに来ました。

背面のGlyph Interface(あの光るやつ)がピンクのボディで光るところを想像してみてください。サイバー感が中和されて、かなりポップで可愛いデバイスになる予感がします。これは「ケースをつけない派」が急増する案件です。

さらにNothing Headphone (a) の登場

スマホだけじゃありません。オーディオ周りにも新しい風が吹きます。 その名も「Nothing Headphone (a)」。

既存の Headphone (1) の廉価版という位置付けのようですが、ボディ素材をプラスチックに変更することでコストダウンを図っているそうです。 「プラスチック」と聞くと安っぽく感じるかもしれませんが、Nothingのデザイン力があれば、むしろそのチープさを「レトロフューチャー」的なお洒落さに昇華させてくるはずです。

カラーはブラック、ピンク、イエロー、ホワイトの4色。 ここでもピンクとイエローという遊び心ある色が投入されています。スマホの (4a) と色を合わせてコーディネートできるとなれば、セット買いするユーザーも増えるでしょう。完全に「沼」への入り口を用意されています。

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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