「動画を大画面で見たいけど、価格は抑えたい…」
「バッテリーはとにかく長持ちしてほしい!」
タブレット選びって、本当に悩ましいですよね。たくさんの選択肢がある中で、「自分にとって本当にちょうどいい一台」を見つけるのは、なかなか大変な作業です。そんなあなたの元に、Xiaomiから「これぞ大画面コスパタブレットの決定版かもしれない」と思わせる新モデルが登場しました。
その名も、「Redmi Pad 2 Pro」しかも35,982円(Amazon販売価格)!!!
パフォーマンスが向上し、バッテリーはさらに大容量に。しかも、外出先で便利な5Gモデルも選べるようになりました。しかし、スペック表の数字だけを見て「これは買いだ!」と飛びつくのは、少しだけ待ってください。このタブレットには、素晴らしい進化点と同時に、購入前に知っておきたい「ちょっと気になる注意点」も隠されています。
Source:Xiaomi公式


何が進化したの?前モデル「Redmi Pad Pro」との3つの大きな違い

まずは、この新しいタブレットが前モデルと比べてどこが良くなったのか、特に重要な3つの進化点を見ていきましょう。
進化点①:頭脳がパワーアップ!よりサクサク快適に
Redmi Pad 2 Proには、「Snapdragon 7s Gen 4」という新しい頭脳(チップセット)が搭載されました。専門的で少し難しく聞こえるかもしれませんが、要は「タブレットの処理能力がグッと上がった」ということです。
前モデルに搭載されていたチップと比べて、その性能は約15%以上も向上しているとのこと。これにより、少し重めのゲームをプレイしたり、複数のアプリを同時に使ったり、高画質な動画を編集したりといった作業が、これまで以上にスムーズで快適になります。日常のちょっとした操作でも、その差を体感できるはずです。

進化点②:まさにスタミナお化け!安心の12,000mAh大容量バッテリー
今回のアップデートで最も嬉しいポイントが、このバッテリーかもしれません。前モデルの10,000mAhから、なんと20%も増量した12,000mAhという、まさに「お化け級」のバッテリーを搭載してきました。
これがどれくらい凄いかというと、週末に映画を何本もイッキ見したり、旅行先で一日中ナビや調べ物に使ったりしても、バッテリー残量を気にしなくて済むレベルです。コンセントの場所を探してカフェを渡り歩く…なんていう悩みからも解放されるかもしれませんね。

購入前に知っておきたい「トレードオフ」と注意点
素晴らしい進化を遂げたRedmi Pad 2 Proですが、完璧な製品というわけではありません。良いところがあれば、その裏返しとして少し気になる点も出てきます。ここでは、正直なアドバイザーとして、3つの注意点をお伝えします。
注意点①:充電時間は長くなる可能性
12,000mAhという大容量バッテリーは頼もしい反面、それを満タンにするには時間がかかります。Redmi Pad 2 Proの充電速度は、前モデルと同じ33Wのまま。つまり、バッテリーのタンクは大きくなったのに、給油するホースの太さは変わらない、という状態です。
結果として、バッテリーが空の状態から100%まで充電する時間は、前モデルよりも長くなる可能性があります。「夜寝る前に充電ケーブルを挿しておく」という使い方をする方なら特に問題ありませんが、急いで充電したい場面では少しもどかしく感じるかもしれません。

注意点②:美しいディスプレイは「据え置き」
誤解しないでいただきたいのですが、Redmi Pad 2 Proの12.1インチ・2.5Kディスプレイは、非常に美しく高品質です。動画や電子書籍の表示は素晴らしく、120Hzのリフレッシュレートでスクロールも滑らか。
ただ、この素晴らしいディスプレイは前モデルからスペック上の変更がありません。もしあなたが既に前モデルを持っていて、画質の劇的な向上を期待して買い替えを検討しているなら、少し物足りなさを感じるかもしれない、ということです。
注意点③:カメラのスペックに少し謎が…
今回提供された情報の中で、少し混乱が見られるのが背面カメラのスペックです。
発表の文章では「8MPから新しい13MPのセンサーに変更された」と記載されていますが、同時に公開されたスペック表では「リアカメラ: 8MP」となっています。これはどちらかの情報が誤っている可能性が高いです。高性能なカメラを期待している方は、購入を検討する際に公式サイトなどで最新の正確な情報を必ず確認することをおすすめします。
スペック表で確認するRedmi Pad 2 Proの全体像

ここで一度、Redmi Pad 2 Proの全体像をスペック表で整理しておきましょう。
カテゴリ | スペック詳細 |
寸法・重量 | 高さ: 279.80mm / 幅: 181.65mm / 厚さ: 7.5mm / 重量: 610g |
プロセッサ | Snapdragon® 7s Gen 4 モバイルプラットフォーム (4nmプロセス) |
ストレージ/RAM | 6GB+128GB または 8GB+256GB (LPDDR4X + UFS 2.2) ※最大2TBまでのMicroSDカード対応 |
ディスプレイ | 12.1インチ 2.5K (2560×1600) ディスプレイ リフレッシュレート: 最大120Hz 輝度: 600 nits (HBM) |
カメラ | リア: 8MP (f/2) / フロント: 8MP (f/2.28) ※リアカメラは13MPへアップグレードされたとの情報もあり、公式情報の確認を推奨します。 |
バッテリー | 12,000mAh (33W急速充電対応) ※電源アダプターは別売り |
接続性 | Wi-Fi 6, Bluetooth 5.4, USB 2.0 / |
OS | Xiaomi HyperOS 2 |
で、結局「買い」なの?こんなあなたにおすすめです!

さて、ここまで良いところも気になる点も見てきましたが、最終的にこのタブレットは「買い」なのでしょうか?結論から言うと、「あなたの使い方に合っていれば、最高の選択肢になる」一台です。
<こんなあなたには、強くおすすめ!>
- 動画鑑賞や電子書籍が趣味で、とにかくバッテリー持ちを重視する方
- 家の中での利用がメインで、大きくて綺麗な画面を求めている方
- 高性能すぎるタブレットは不要だけど、日常使いでストレスは感じたくない方
- 初めて12インチクラスの大画面タブレットに挑戦してみたい方
<こんなあなたは、少し考えた方が良いかも…>
- 充電を忘れがちで、短時間での急速充電を必須と考える方
- 既に前モデル「Redmi Pad Pro」を持っていて、劇的な変化を求めている方
- タブレットのカメラで高品質な写真や動画を頻繁に撮影する方

【まとめ】
Redmi Pad 2 Proは、誰にとっても完璧な100点満点のタブレットではないかもしれません。しかし、「大画面」「圧倒的なバッテリー」「十分快適なパフォーマンス」という多くの人がタブレットに求めるであろう3つの要素を、非常に高いレベルで、そして驚くほど手頃な価格でまとめ上げてきた、極めてバランス感覚に優れた一台です。
特に、映画やドラマ、読書といったエンターテインメントを心ゆくまで楽しみたいと考えている方にとって、これほど頼りになる相棒はなかなか見つからないでしょう。っていうのは言い過ぎかもしれませんが、約4.3万円と考えるとかなりコスパの良いタブレットになるのではないでしょうか。
