【9月29日登場】iPodの操作感が蘇る?スクロールホイール搭載『CMF Headphone Pro』のデザインと機能からわかる“買い”のポイント

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スマートフォン界の革命児「Nothing」から、またしても私たちの心を鷲掴みにするような、刺激的なプロダクトの登場が予告されました。

手頃な価格で優れたデザインを提供することをコンセプトとするサブブランド「CMF by Nothing」が、ブランド初となるヘッドホン『CMF Headphone Pro』を2025年9月29日に発売することを発表したのです。

「ただ音楽を聴くだけのヘッドホンは、もう飽きた」

「ガジェットにも、ファッションのような自己表現や遊び心が欲しい」

公開されたティーザー画像から見えてきたのは、CMFらしい鮮やかなカラーリング、そして何よりも私たちの指先を刺激する「スクロールホイール」の存在でした。

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CMF Headphone Proの最新情報まとめ

1. そもそも「CMF by Nothing」って何? – ブランドコンセプトをおさらい

本題に入る前に、CMF by Nothingというブランドについて簡単におさらいしておきましょう。

CMFは、透明デザインでガジェット業界に衝撃を与えた「Nothing」から生まれたサブブランドです。Nothingが最先端技術やプレミアムな体験を追求するのに対し、CMFは「優れたデザインを、もっと多くの人へ届ける」ことを使命としています。

これまでにもスマートウォッチやイヤホンなどを、手に取りやすい価格でありながら、安っぽさを感じさせない洗練されたデザインでリリースし、高い評価を得てきました。その特徴は、ブランドのシグネチャーカラーである鮮やかなオレンジをアクセントにした、ポップで親しみやすいデザインにあります。

今回の『CMF Headphone Pro』も、その哲学を色濃く受け継いだ製品であることは間違いありません。

2. 核心に迫る!CMF Headphone Pro、現時点でわかる3つの注目ポイント

まだ全ての情報が公開されたわけではありませんが、ティーザーから読み取れる注目ポイントは主に3つ。そのどれもが、私たちの期待を大きく膨らませてくれます。

ポイント①:懐かしくて新しい!指先が喜ぶ「スクロールホイール」の搭載

最も注目すべきは、イヤーカップに搭載された物理的な「スクロールホイール」です。

多くのヘッドホンがタッチセンサーやボタン操作を採用する中、あえて物理的なホイールを搭載してきた点に、CMFの強いこだわりを感じます。おそらく音量調整に使われると推測されますが、カリカリと小気味よいクリック感を伴いながら音量を微調整する体験は、かつて多くの音楽ファンを魅了したiPodのクリックホイールを彷彿とさせます。

画面を見ずに、指先の感覚だけで直感的に操作できる快適さ。音楽に没頭している最中に、誤操作のストレスなく音量をコントロールできるメリットは計り知れません。再生/停止などを担うとみられる「スライダーキー」との組み合わせで、どのような新しい操作体験が生まれるのか、今から楽しみでなりません。

ポイント②:気分で着せ替え?ガジェットをファッションにするポップなカラー

ティーザーで公開されたのは、鮮やかな「シアン」カラーの本体。コントロール部分にはそれより少し濃い色合いが採用されており、デザインに奥行きを与えています。

さらに注目したいのが、CMFのブランドカラーである「オレンジ色」の交換用イヤーパッドが用意される可能性です。もしこれが実現すれば、その日の気分や服装に合わせてヘッドホンの見た目をカスタマイズできるということ。

『CMF Headphone Pro』は、単なる音楽再生デバイスではなく、自己表現のためのファッションアイテムとしての側面も強く意識していることが伺えます。

ポイント③:ロスレス対応の夢を見る「USB-Cポート」の謎

片側のイヤーカップには、充電用と思われるUSB-Cポートが搭載されています。しかし、私たちの期待はそれだけでは終わりません。

AppleのAirPods Maxのように、このUSB-Cポートが有線接続によるロスレスオーディオ再生に対応する可能性はないでしょうか。

もちろん、これは現時点での希望的観測に過ぎません。しかし、もしCMFの価格帯でロスレスオーディオに対応するとなれば、オーディオファンにとって大きなサプライズとなり、市場に与えるインパクトは絶大です。充電専用なのか、それとも隠された機能があるのか。この答えは、9月29日の正式発表を待つしかありません。

3. 親ブランド「Nothing」のヘッドホンとは何が違うのか?

ここで気になるのが、親ブランドである

Nothingが以前に発表した「Headphone (1)」との違いです。まだ憶測の域を出ませんが、以下のような棲み分けが考えられます。

  • デザインの方向性
    • Nothing: 透明感を活かした、ソリッドでミニマルなデザイン。テクノロジーそのものを見せる、玄人好みのスタイル。
    • CMF: ポップなカラーリングと、親しみやすいフォルム。より幅広い層に向けた、カジュアルでファッション性の高いスタイル。
  • 機能と価格
    • Nothing: ノイズキャンセリングなどの先進機能や高音質技術を搭載した、比較的高価格帯のプレミアムモデル。
    • CMF: 基本的な性能はしっかりと押さえつつ、機能を絞ることで手頃な価格を実現した、コストパフォーマンス重視のモデル。

『CMF Headphone Pro』は、Nothingの哲学を受け継ぎながらも、より多くの人が気軽に楽しめる「デザインヘッドホン」の入門機、あるいは決定版としてのポジションを狙っているのかもしれません。

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