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Beats Studio Buds+は、Appleが所有するBeats Electronicsによって開発された、ワイヤレスイヤホンの最新モデルです。初代Beats Studio Budsよりも3000円ほど高くなって、169.99ドル(日本では税込2万4800円)で販売されています。
発売されてから数日経ちましたので、Beats Studio Buds+の感想などをまとめてみました。
Beats Studio Buds+の性能解説
外観にはほとんど変更はありませんが、充電ケースやイヤーバッド本体の形状やサイズも同じです。XS、S、M、Lの4つのサイズのイヤーチップが同梱されており、小さい耳の人にとっては朗報です。また、イヤーチップはシリコン製で、耳にフィットするように設計されています。
タッチコントロール機能はありませんが、左右のイヤーバッドに物理ボタンがあり、静音性が向上し、クリック感も低減されています。また、イヤホンの内部は大幅に改良され、95%の部品が新しくなり、アコースティックアーキテクチャも刷新されました。この改良により、音声通話の性能やノイズキャンセリング性能が向上し、音質も改善され、特に低音の響きが良くなりました。
新しい高速プロセッサーが搭載されており、デジタル処理が改善されたため、音質の向上に大きく貢献しています。ただし、ワイヤレス充電やヘッドトラッキング機能はありません。複数のAppleデバイスにペアリングして切り替えるスムーズな機能や、装着しているかどうかの検知、自動で音楽再生を止める機能はありませんが、Siriには対応しており、ボタンを押さずに操作が可能です。
なお、Beats Studio Buds+は、Bluetooth 5.2に対応しており、最大の接続距離は約30メートルです。また、各イヤーバッドには、圧力センサー、音声アシスタントへのアクセス、音楽の再生/一時停止、曲送り/曲戻しなどの機能が搭載されています。イヤホンのバッテリー寿命は最大8時間で、充電ケースを使用することで、合計24時間のバッテリー寿命が得られます。
Beats Studio Buds+の評価まとめ
【良いところ】
1. 音質の向上:新しいアコースティックアーキテクチャや高速プロセッサーの搭載により、音質が大幅に向上し、特に低音の響きが良くなりました。
2. 耳にフィットする:4つのイヤーチップサイズが同梱されており、小さな耳の人にもフィットするよう設計されています。
3. 物理ボタンの改善:静音性が向上し、クリック感も低減された物理ボタンが搭載されています。
4. Siriに対応:Siriに対応しており、ボタンを押さずに操作が可能です。
5. ノイズキャンセリング性能の向上:内部の改良により、ノイズキャンセリング性能が向上し、音声通話の性能も改善されました。
【悪いところ】
1. ワイヤレス充電やヘッドトラッキング機能はなし:高価なワイヤレス充電やヘッドトラッキング機能は搭載されていません。
2. 操作機能に制限がある:タッチコントロール機能はなく、物理ボタンでの操作が必要で、複数のAppleデバイスにペアリングして切り替えるスムーズな機能や、装着しているかどうかの検知、自動で音楽再生を止める機能もありません。
3. 価格の高さ:初代Beats Studio Budsよりも20ドル高くなっており、競合他社の製品に比べてやや高価です。
4. バッテリー寿命の短さ:8時間のバッテリー寿命は、同クラスの製品と比較するとやや短めです。
以上のように、Beats Studio Buds+には、音質の向上や耳にフィットするデザインなどの良いところもありますが、操作機能にPRO版との差別化をさせる為の制限があったり、前作よりも若干価格が少し高かったりする、残念ポイントもありますので購入を検討の際には、実際のお店で視聴することをおすすめします。