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ロジクールG FITSとは
ロジクールGが、ゲーム・音楽両用のワイヤレスイヤホン「ロジクール G FITS 完全ワイヤレス ゲーミング イヤホン」を発売しました。
本製品は、個々の耳に合わせるカスタムフィット、高音質、超低遅延を実現しており、専用アプリ「G FITS」を使用して、イヤホンを耳に入れると、約1分で個々の耳の形に合わせて固まる特許技術「LIGHTFORM」を搭載しています。
自分だけのイヤーチップを成型することができるため、快適な装着感を実現しています。
また、好みのイコライザーも「G FITS」アプリから設定可能で、FPSモード、MOBA/RPGモード、ボイスモードといったプリセットから選択できます。
ロジクールG FITS スペック表
品名 (日本語) | ロジクール G FITS 完全ワイヤレス ゲーミング イヤホン |
製品名 (英語) | Logicool G FITS True Wireless Gaming Earbuds |
品番 | 985-001184/985-001185 |
型番 | GHS-FITSBK/GHS-FITSWH |
色 | ブラック/ホワイト |
価格 | オープン価格 / ロジクールオンラインストア価格: 35,750円 (税込) |
発売日 | 2023年4月27日(木) |
保証期間 | 2年間 |
本体サイズ | 幅35mm x 奥行22.8mm x 高さ24.5mm |
本体重量 | 7.2g (イヤホン部・左右それぞれ) |
ヘッドホンタイプ | インイヤー |
マイク部 | 集音特性:ビームフォーミングマイク (左右搭載) / 周波数特性:100Hz-8KHz |
ヘッドホン部 | ドライバーユニット:10mm ドライバー / 感度:106 +/- 3 dB SPL/mW / 周波数特性:20Hz-20kHz / インピーダンス:16Ω |
耐水性・耐汗性 | IPX4 (イヤホン部のみ) |
接続方式 | LIGHTSPEED 接続: USB 2.0 ポート (USB-A / USB-C ポート) / Bluetooth 接続: Bluetooth 5.2 (対応コーデックはSBC, AAC) |
必要システム | LIGHTSPEED 接続: Windows 10以降、macOS X 10.14 以降 / PlayStation5及びPlayStation4、Nintendo Switch (ステレオサウンドのみ)、Android 9 / Bluetooth 接続: Bluetooth オーディオ対応のデバイス各種 (iOS、Android OS含む) |
バッテリー持続時間 | LIGHTSPEED 接続時: マイクミュート: 7時間 (ケース充電で+8時間) / マイクオン: 4.5時間 (ケース充電で+5時間) / Bluetooth 接続時: マイクミュート: 10時間 (ケース充電で+12時間) / マイクオン: 6.5時間 (ケース充電で+7時間) |
付属品 | 製品本体、ジェル入りチップ、充電ケース、USB-A ワイヤレスレシーバー、USB-A – USB-C アダプター、USB-A – USB-C 充電ケーブル、保証書、保証規定書 |
ロジクールG FITSの特徴
カスタムフィットで快適な使用感
「G FITS」は専用の“G FITS”アプリを使い、約1分で個々の耳の形に合わせて固まる特許技術「LIGHTFORM」を搭載しています。自分だけのイヤーチップを成型できるため、耳にぴったりフィットして長時間でも快適に使用できます。
LIGHTFORM技術について
「LIGHTFORM」は、専用の「G FITS」アプリを操作しながらイヤホンを耳に入れると、LEDが点灯しじんわりと温かくなりながら、わずか約60秒で個々の耳の形に合わせて固まります。
自分の耳にカスタムフィットする世界でひとつだけのイヤーチップを成型するため、イヤホンがずれにくく、落ちにくく、かつ痛くなりにくいのが特長です。そのため、長時間の使用でも快適です。
また、耳にぴったりフィットしているため、高い遮音性による高度なパッシブノイズキャンセリングが実現し、ゲーム時は敵の足音がよく聞こえ、没入感のある音楽体験が可能となっています。
ただし、この機能は1つのイヤピースに対して1回しか利用できません。つまり、この最初の1回のためだけに、紫外線や発熱の機構が搭載されています。これだけでもロジクールの本気が伺えますね。
ちなみに、もし上手くいかなかった場合は「G FITS」というスマホアプリから、サポートに相談することが可能のようです。
また、スペアのイヤーチップは、XS/M/XLのサイズ展開で別売りされ、価格は4,950円(税込)です。これらのスペアイヤーチップは、2023年夏以降に販売予定のようです。
音質について
本製品は、Ultimate Earsの技術とロジクールGのゲーミング技術を融合することで、ゲームにも音楽にも適した高音質を提供しています。
10mm径のドライバーを搭載し、緻密なサウンド体験が可能です。また、専用の「G FITS」アプリから好みのイコライザーを設定することができ、自分好みの音質にカスタマイズすることができます。
高音質とイコライザー設定
「G FITS」は、Ultimate Earsの技術と、ロジクールGのゲーミング技術を融合した高音質を提供し、専用の“G FITS”アプリを使用して、好みに合わせたイコライザー設定ができます。
プリセットモードもあり、「FPSモード」「MOBA/RPGモード」「ボイスモード」(ボイスチャットや通話に)「低音ブーストモード」などから選べます。
3種類のワイヤレス接続
G FITSは、LIGHTSPEED、USB接続ワイヤレス、通常or低遅延ゲームモードBluetooth接続、3つのワイヤレス接続が可能で、それぞれの用途によって選ぶことができます。
LIGHTSPEEDは、PCやMacだけでなく、PS4やPS5、Nintendo Switchにも対応しています。また、ドライバのインストールは必要ありません。単にUSBポートにドングルを差し込むだけで、LIGHTSPEED接続が可能です。
長時間のバッテリー持続
バッテリーは、「LIGHTSPEED」接続では最長約7時間の連続再生とケースでの充電を合わせ計15時間、Bluetooth接続では最長約10時間の連続再生とケースでの充電を合わせ計約22時間の持続が可能です。
また、充電の際にはケースに収納するだけで自動で充電が開始され、10分の充電で約1時間の再生が可能となっています。しかしこの値段にも関わらず、まさかのケースからの充電のみで、Qiワイヤレス充電にも対応していません。
気になるお値段は?
価格はロジクールオンラインストア価格で35,750円(税込)です。高っっか・・・。
Logitech G Fitsのレビューやら口コミのまとめ
まず、カスタムフィット機能は本当に素晴らしいです。イヤーチップを耳に合わせて固めることで、外部のノイズを最小限に抑え、ゲーム中の音やチームメイトの声をクリアに聞くことができました。ただ、このプロセスは一度きりで、失敗するとやり直しができないため、注意深く耳の型を取る必要があります。また、イヤーチップが固まる際には、ちょっと熱くなるので、注意が必要です。
音質に関しては、かなり良いと思います。音のバランスが非常に良く、高音域ではベルやシンバルの音が美しく鳴り響き、低音域ではスムースなベースが響きます。ただ、最初からかすかな音が入っていることがあるため、完全にクリアな音質を求める場合は、別の製品を検討する必要があります。
しかし、Lightspeed接続を使用している場合は、Bluetoothがかけている圧縮がないため、より多くの音楽や音響エフェクトを聞くことができます。
ケースのデザインは、正直なところ、あまり魅力的ではありません。小石のような形状で、周りの色が拾いやすく、汚れが目立ってしまいます。
また、フタが頼りなく、開閉する際にグラグラすることがあります。ケースの充電にはUSB-Cを使用しますが、ワイヤレス充電機能はありません。価格は約3万2000円で、他の製品と比較して、カスタムフィット機能と良好な音質に対しては高価に感じるかもしれません。
ただし、ゲームプレイに最適な音質と快適なフィット感を提供するために設計された製品であることを考えると、その価格は妥当であると言えます。
総じて、Logitech G Fitsは、ゲームプレイに最適な音質と快適なフィット感を提供するために設計された製品であり、カスタムフィット機能と良好な音質によって、その性能を発揮します。
ただ、ケースのデザインや価格には改善の余地があると思います。しかし、ゲームプレイに真剣に取り組んでいる人にとっては、この製品はおすすめできます。
まとめ
色々な情報をかき集めて、それぞれのレビューを拝見した結果。ゲーム用として、この上ない便利で快適なワイヤレスイヤホンと思いましたが、正直、音楽専用としてはイマイチな印象を受けました。
なので、コレを音楽メインで使う方は、同金額帯の「Bose Quietcomfort Earbuds ii」などの、ワイヤレスイヤホンを買った方が幸せになれると思います。
さらに、LIGHTFORMを使用すると自分専用のイヤーピースになってしまう為、リセールバリューが大幅に下がってしまうことは注意してください。
そして、対応コーデックはSBCとAACとなっています。G FITSが謳っている「高音質、低遅延!」というのは、AAC接続の「ゲームモード」の事を指しています。
ちなみに、Nintendo SwitchはAAC非対応のため、自動的にSBCでの接続となっています。
個人的に便利に感じたのは、イヤホンのタッチセンサーを3回タップすることで、Bluetooth接続とLIGHTSPEED接続を切り替えることができることです。
スマートフォンをBluetooth接続、パソコンをLIGHTSPEED接続にしておけば、タップ操作でスマートフォンとパソコンを自由に行き来できます。
なので、ゲームや動画鑑賞など、一台のワイヤレスイヤホンでマルチに使いたいという方には、このG FITSは便利な一台と言えるでしょう。