縦長化の一途をたどってきたスマートフォンのトレンドに、真っ向から逆らう異端児が現れる。Huaweiが全く新しいフラッグシップシリーズの第一弾、「Starlight O1 Pro」を11月にも投入する見通しだ。

最大の特徴は、5:3という異例のアスペクト比を持つ6.39インチの超ワイドディスプレイ。
筐体サイズは144×87ミリとリークされており、最新のiPhone 18 Proと比較して縦に6ミリ短く、横に15ミリも広い。この極端なプロポーション。かつての変態端末や、近年の折りたたみスマホを開いた状態を彷彿とさせるサイズ感だ。
もちろん、単なる奇をてらったモデルではない。
12GBから16GBのRAM、最大1TBのストレージを備え、頭脳にはHiSilicon Kirin 9シリーズのフラッグシップチップを搭載する見込み。まさに最前線を戦うためのハイスペック機として位置付けられている。
兄弟機と目される「Pura X View」のスペックを振り返ると、そのポテンシャルの高さが見えてくる。
6500ニトの超高輝度AMOLEDパネル、50Wワイヤレス充電に対応した7000mAhの大容量バッテリー。さらに2億画素のメインカメラや光学3.7倍の5000万画素ペリスコープ望遠を含む強力なトリプルカメラ。Starlight O1 Proはこれらに加え、新しいカメラモジュール設計を採用しているとの情報もあり、単なるリブランド以上の進化が待ち受けているはずだ。
市場では長らく、片手持ちを重視した縦長のスリム化が正義とされてきた。
しかし、動画視聴やマルチタスクの需要が爆発的に高まる中、あえて「幅広」に回帰するファーウェイの戦略は非常に鋭い。電子書籍の閲覧や、画面分割での複数アプリの同時操作において、この87ミリという横幅は圧倒的なアドバンテージになる。


