来年後半の登場が予想されるサムスンの次期折りたたみスマートフォン、Galaxy Z Fold 9。そのラインナップに新たな派生モデルが加わる可能性が浮上した。
通常モデルに加えて、大画面化か低価格化のいずれかを選択したもう一つのモデルが同時展開される見通しだ。折りたたみスマホ市場が成熟期を迎えつつある今、サムスンがユーザーの裾野を広げるために打って出る次の一手。それが今回の派生モデル投入という決断である。
発端はディスプレイサプライチェーンに精通する著名リーカー、Lanzuk氏がNaverブログで明かした情報。現行のパスポート型モデルであるGalaxy Z Fold 8の成功を足がかりに、サムスンは次世代機でさらなるシェア拡大を狙っている。
現在サムスン社内で天秤にかけられているのは、Galaxy Z Fold 9 PlusとGalaxy Z Fold 9 FEという対極のコンセプトを持つ2つの選択肢。興味深いのは、これらを両方リリースするのではなく、どちらか一方に絞り込む方針であることだ。
仮にPlusが選ばれた場合、内外のディスプレイサイズが拡張される。現行のFold 8は5.5インチのアスペクト比16:10という、片手操作に絶妙なカバーディスプレイを備えており、これがUltraモデルにはないコンパクトな魅力だった。画面の大型化はメディア体験を向上させる反面、この優れた携帯性と片手での操作性を犠牲にするリスクを孕んでいる。
一方、FEモデルが採用された場合、筐体サイズはそのままに一部のスペックを削ぎ落として価格を抑えるアプローチとなる。現行モデルの1,900ドルという設定は、依然として一般ユーザーには手が出しにくい。他メーカーが急速に折りたたみスマホの低価格化を進める現状を鑑みれば、価格競争力を高めるFEの投入こそ市場のニーズに最も合致する戦略と言える。
高価格帯でのプレミアム路線を維持しながら画面サイズで勝負するか。それともスペックを削ってでも普及帯への浸透を優先するか。
Source:Naverblog


