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2026年9月に配信された「State of Play」で、世界中のハンターが待ちわびた映像が公開された。カプコンが開発中の『モンスターハンター ワイルド』超大型拡張コンテンツ、『アセンダンス』の最新トレーラーである。
今年6月に存在自体は明かされていたが、今回の発表で2027年の発売(PS5、Xbox Series X/S、Steam)という具体的なタイムラインが設定された。マスターランクの解放、高地バイオームの追加、そして何より物語の数年後を描く新章の幕開け。本編を遊び尽くしたプレイヤーにとって、これ以上ない再燃の起爆剤となるのは間違いない。
参加条件は、基本ゲームのクリアに加え、ハンターランク40の到達と7つ星任務「夢からの目覚め」の踏破。歴戦の猛者のみが足を踏み入れられるこの仕様は、これまでのG級やマスターランクといったハードコアな系譜をしっかりと受け継いでいる証拠だ。
物語の舞台は、突如現れた巨大古龍ラオシャンロンによって壊滅した禁断の地。新たな防衛の要となる「マドイ要塞」から見上げる先には、未確認の生態系を抱く浮島群「スカイバウンド・アイリー」が広がっている。相棒のバンガードと共に本格的な狩りに挑む、大きく成長したナタの姿。シリーズが紡いできた時間の経過とドラマの深みを感じずにはいられない。
狩猟体験の中核を担うモンスターの顔ぶれも強烈極まる。最大の脅威となる新古龍「グンドラジャ」は嵐そのものを武器として操り、同じく新登場の「アラケタ」は群れを成して気流に乗る変幻自在の空中殺法を仕掛けてくる。風を統べるクシャルダオラ、そして超弩級の攻城戦を予感させるラオシャンロンの復活。立体的で過酷な空間戦闘が待ち受けている。


この劇的な環境変化に対応すべく、ハンターには新兵装「ブーストブレイサー」が支給される。スリンガーの機能を拡張し、全14武器種に一時的なパワーアップをもたらすこの機構。さらに「ブーストドライバー」と連動させることで、新アクションの解放やコンボの延長、かつてない圧倒的な機動力を手に入れる。
これまで地面に縛られがちだった狩猟アクションを、文字通り3次元へと引き上げる野心的なアプローチ。近年のアクションRPG市場において「縦の空間」の活用は一つのトレンドだが、カプコンは本作で独自の最適解を提示しようとしている。


