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ついにベールを脱いだApple初の折りたたみ端末「iPhone Duo」。その勝敗を握る最重要パーツが、長年の宿敵サムスンから1台あたり約250ドルで供給されている実態が明らかになった。
10月30日に発売されるiPhone Duoの価格は364,800円から。閉じれば5.4インチ、開けばサテンのような質感を放つナノテクスチャ加工の7.6インチ大画面が現れる仕様だ。
この折りたたみ構造の心臓部を担うのが、サムスンディスプレイが手掛けるデュアルUTG(超薄型ガラス)パネル。UTG層はDowoo Insys、OLED中間層はサムスンが開発した特注品であり、Appleは端末価格の12%強にあたる約250ドルをサムスン側に支払っているという。
さらに両社はすでに3年間の供給契約を結んだと報じられており、Appleの折りたたみ戦略は事実上サムスンの製造ラインに依存する形でスタートを切った。
ライバルに巨額の利益を吸い上げられる構図に見えるが、Appleの計算は冷徹だ。すでに画面割れの修理費用が1,000ドルを超えると噂されるほど、折りたたみディスプレイは製造・組み立てともに歩留まりの難易度が極めて高い。自前で莫大な開発リスクを抱え込むより、Galaxy Foldシリーズでノウハウを蓄積したサムスンに莫大な対価を払ってでも品質を担保する道を選んだ形だ。
サムスンにとっても旨味は大きい。自社のGalaxyと直接競合するリスクを背負いながらも、Appleの巨大な調達力から安定したパネル供給益という果実をもぎ取れるからだ。
市場予測では、Appleは2026年だけで約500万台を出荷し、一気に折りたたみ市場の25%を奪取する見通しだという。364,800円という超高価格帯でありながら、Appleのブランド力をもってすれば市場構造を一変させる破壊力を持つ。
端末の販売で市場の覇権を狙うAppleと、そのサプライチェーンの頂点で確実に利益を吸い上げるサムスン。iPhone Duoの登場は、単なる新ジャンルの開拓にとどまらず、両者の奇妙で強固な共生関係を一段と深いステージへと引き上げることになりそうだ。
Source:Weibo

