これまでサードパーティ製アプリに頼らざるを得なかったiPhoneの写真愛好家に、大きな転機が訪れる。9月14日(月)に配信される「iOS 27」により、純正カメラアプリへ待望のマニュアル撮影機能が一挙に開放されるからだ。
今回のアップデート最大のトピックは、手軽さ最優先だった標準カメラが「表現者のための道具」へと大きく舵を切った点にある。
iPhone 18 Proシリーズの登場に合わせて刷新された新UIでは、シャッタースピードやホワイトバランス、フォーカス調整に加え、露出をシビアに見極められるヒストグラム表示までカバー。物理的な可変絞りこそ最新フラッグシップ限定となるものの、ソフトウェア機能の多くはiPhone 11からiPhone 17 Proに至る旧モデルへも惜しみなく提供される。

操作性のブラッシュアップも実に合理的だ。シャッターボタンの右横にメニューボタンが新設され、これまで画面上部へ指を伸ばす必要があった設定項目へ、親指1本かつワンアクションで到達できるようになった。片手で構えた際のスナップ撮影におけるテンポは劇的に向上する。
長年サードパーティ製アプリが担ってきたマニュアル領域に、OS標準で切り込むAppleの狙いは明確だ。手動設定の自由度を武器にしてきたソニーのXperiaやXiaomiなどの競合ハイエンドに対し、弱点だった撮影のコントロール性を一気に埋めにかかった格好である。
旧型モデルごとの詳細な機能差など引き続き注視すべき点はあるものの、単なる「きれいに撮れるオートカメラ」からの脱却は、手元の端末の価値を大きく引き上げる。週明けの配信以降、iPhoneによる作品づくりのハードルは一段と下がりそうだ。
Source:MacRumors


