低価格帯ワイヤレスイヤホンの常識を塗り替えるモデルが登場した。英Nothingのサブブランド「CMF」が発表した「CMF Buds Neo」は、約3,000円台という驚異的なエントリー価格でありながら、アクティブノイズキャンセリング(ANC)や空間オーディオ、最大52時間のロングバッテリーを惜しみなく詰め込んでいる。
形状は耳への密閉性を高めたインイヤー型。12.4mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載し、エントリー機とは思えない迫力あるサウンド設計だ。機能面も手抜かりがない。最大35dBのノイズ低減を誇るANCに加え、外音取り込みや2台同時接続のマルチポイント、IP54防塵防水まで網羅している。
スタミナ性能も圧倒的だ。イヤホン単体で最大11時間、ケース併用なら最大52時間の再生を誇る。10分の充電で5.5時間使える急速充電にも対応し、実用性は上位モデルに引けを取らない。専用アプリ「Nothing X」からイコライザーや低遅延モード、空間オーディオを自在にカスタマイズできる点も心強い。
Introducing Buds Neo.
— CMF by Nothing (@cmfbynothing) August 20, 2026
Pretty Perfect. pic.twitter.com/R2ZVznA8jC
特に目を引くのが充電ケースの仕掛けだ。ツートンカラーの本体には回転ダイヤルが備わり、手元で回して楽しむ「フィジェットスピナー」として使える。上位モデル「Buds Pro 2」のように音量調節などのスマート機能こそないものの、無駄を逆手に取ったトイ感覚のギミックが所有欲をくすぐる。
この価格帯のイヤホンといえば、機能や質感を妥協した製品が目立つ市場だった。しかしBuds Neoは、必要十分以上のスペックに遊び心あふれるデザインを融合させ、エントリー市場のハードルを一気に引き上げた印象だ。
価格は1,999インドルピー(約21ドル/約3,100円)。8月26日よりインド市場向けに一般発売される。日本をはじめとするグローバル展開の行方は未定だが、この完成度と価格破壊力を見せつけられると、早期の国内投入を期待せずにはいられない。
Source:Flipkart

