PCだけでなく次世代機までも視野に入れた、全部入りのカスタムコントローラーが姿を現した。周辺機器メーカーのGenkiがクラウドファンディングサイトKickstarterで発表したプロ仕様コントローラー「Manta」は、本体中央に2.79インチのカラータッチスクリーンを備え、PCソフトウェアを介さずにあらゆる設定を本体だけで完結させる意欲作だ。
最大の特徴は、Raspberry Pi RP2350チップで駆動する専用OS「MantaOS」とタッチ画面の組み合わせにある。スティックのデッドゾーンや応答性、ボタン配置のリマップ、振動の強弱に至るまで、手元のディスプレイから直感的に調整できる。従来のハイエンドコントローラーのように、ゲームを中断してPC専用ソフトを立ち上げる煩わしさからプレイヤーを完全に解放する設計だ。


ハードウェアスペックも妥協がない。入力遅延を極限まで削る有線8Kポーリングレートに対応し、2.4GHzワイヤレスでも1Kポーリングを確保した。ドリフト現象に強い高精度なTMRジョイスティックに加え、デジタル、ラピッド、アナログの3段階で挙動を切り替えられるホール効果トリガーを搭載。さらにMaglev HDランブルによる精密なフォースフィードバック、着脱可能な背面パドルを含む6つの追加ボタンなど、競技志向のプレイヤーが求める要素を惜しみなく詰め込んでいる。
2600mAhの大容量バッテリーを積みながら重量を約280〜290gに抑えた点も見逃せない。PCやモバイル端末はもちろん、現行のNintendo Switchに加え、Switch 2への対応を明記している点も大きな強みだ。
Kickstarterでの通常価格は279ドル、超早期割引は189ドル。発送は2027年2月を予定している。レトロな配色とカラーボタンを採用しつつ、中身は最先端テクノロジーの塊というギャップも所有欲を刺激する。
Source:Genki Kickstarter

