ついに登場!Nothingサブブランドのイヤーカフ「CMF Clip Pro」が音漏れ対策で凄すぎる

Amazon Audible

Nothingの廉価サブブランド「CMF」が、これまでの格安路線から一歩踏み出し、99ドルのオープンイヤー型イヤホン「Clip Pro」を発表した。

装着感の軽さと低音不足というオープンイヤー特有の弱点を同時に克服しにかかった本機は、CMFがただの「低価格ブランド」から脱却する明確なシグナルだ。

スペック

10.8mmデュアルマグネットドライバー
オープンイヤーでの低音損失のためのUltra Bass Tech
LDAC + AAC/SBCコーデック
Bluetooth Multipoint
物理ダイヤル、タッチコントロールなし
IP54防水等級
10時間再生(ケース付きで32.5時間)
ダークグレー、ライトグレー、コーラル
$99 / €79

本体は片側6.5gと非常に軽く、0.5mmのチタンワイヤーCブリッジによる3点クリップ構造を採用。

耳穴を塞がない構造ながら、13.8mmのリスニングボールと10.8mmデュアルマグネットドライバーを組み合わせ、独自のウルトラベーステクノロジーで力強いサウンドを狙う。

特筆すべきはアプリ連動のサウンドシールシステムだ。

オープンイヤーの最大の難敵である音漏れに対し、中高域の周波数を減衰させることでプライバシーを守る。

ケースにはCMFの象徴でもある回転式スマートダイヤルを備え、手元での操作性も確保した。

バッテリーは単体で10時間、ケース込みで最大36時間持続し、10分で4時間分動く急速充電にも対応する。

Bluetooth 5.4やマルチポイント接続、IP54防塵防水など、現代のワイヤレスイヤホンに必要なスペックはきっちり押さえてきた。

ここで目を引くのが価格設定だ。

これまで20ドルから50ドル帯を主戦場としてきたCMFにおいて、定価99ドル(予約時79ドル)という強気の攻めは異例と言える。

本家NothingのEarシリーズに迫る価格帯へのシフトは、デザイン性と機能性で差別化できれば、廉価版の枠を超えて市場に受け入れられるという自信の表れにほかならない。

米国や英国、日本での出荷は8月15日から始まる。

大手メーカーがひしめくオープンイヤー市場において、デザインと音漏れ対策でどこまでシェアを奪えるか。CMFが仕掛けるこの価格帯の引き上げが成功すれば、格安ガジェット全体の勢力図にも影響を与えることになるはずだ。

Source:CMF

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてくれると励みになります
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

気になる項目をクリックしてね