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長年リビングの主役だったPlayStationから、コアなファンが静かに、だが確実に離れようとしている。
海外メディアPush Squareが6,500人以上の読者を対象に行った最新調査で、実に41%ものユーザーがコンソール機からPCへの移行を「真剣に検討している」と回答した。
引き金となったのは、ソニーがパッケージ版ゲームの製造を段階的に縮小・中止するという観測だ。
この話題が浮上して以降、PC移行への関心は過去1週間で一気に10倍へと跳ね上がった。
現在もPlayStationを使い続けると答えたのはわずか23%…
すでにPCへ移行済み(15%)、あるいは両方でプレイている(10%)層を含めると、PlayStation単独のプラットフォームに固執する理由は驚くほど薄れつつある。
興味深いのは、移行理由の41%が「パッケージ版の廃止」を挙げている点。
PCゲーム市場はとうの昔にデジタル化が完了しているため、一見すると矛盾しているように思える。
だが、Steamのような成熟したプラットフォームではデジタルの所有権をめぐる論争が少なく、ユーザーが抱く安心感がまったく違う。
ソニーの唐突な方針転換に対する、一種の不信感が表れた結果なのだろう。
市場環境の変化も、このパラダイムシフトに拍車をかけている。
次世代機となるPS6は、メモリ不足や部材価格の高騰により、本体価格が1,000ドルを突破するという予測すら出始めた。
コンソール機最大の魅力である「手軽な価格で高性能」という大前提が崩れれば、ゲーミングPCとの価格差は一気に縮まる。
さらに深刻なのが、独占タイトルの弱体化とソフトの価格高騰だ。
ソニーはファーストパーティ製タイトルのリリースを絞り込んでおり、新作は発売時から70ドル前後と非常に高価。
しかも、その大半がいずれPCでもプレイできるようになる。
独自の強力な独占タイトルと携帯性を武器に我が道をいく任天堂とは対照的に、PlayStationというハードウェアの存在意義が問われている状態だ。
世代間の性能差が体感しづらくなっていることも見逃せない。
いまだに多くの新作がPS4とPS5の縦マルチで発売されている現状では、無理に高価な最新ハードへ乗り換えるモチベーションは湧きにくい。
かつて圧倒的な優位性を誇ったコンソールビジネスの構造は、今まさに大きな岐路に立たされている。
独自の体験という付加価値を再構築できない限り、ハイエンド志向のゲーマーたちがより自由で拡張性の高いPC環境へ流出する動きは、今後さらに加速していくだろう。
Source:Push Square


