記事の内容を音声で聞きたい方はこちら↓
Apple初の折りたたみスマートフォン「iPhone Ultra」が、いよいよ9月の上陸に向けて量産体制に入った。一部で囁かれていた開発遅延の噂を跳ね除け、サプライチェーンはすでにフル稼働状態にある。サムスン、グーグルが先行する折りたたみ市場において、後発となるアップルがどのような破壊力を見せるのか、全貌が明らかになりつつある。
情報によると、サムスンディスプレイは6月中旬からUltra向けの折りたたみOLEDパネルを供給しており、ヒンジなど複雑な機構の課題もクリアされたという。年内の生産計画は約1000万台。強気とも言えるこの数字からは、アップルの絶対的な自信が透けて見える。
スペックに目を向けると、開けば7.8インチ、閉じれば5.5インチというサイズ感は、先行するGalaxy Z Fold8を真っ向から迎え撃つ設計だ。心臓部には次世代のA20 Proチップを積み、独自開発のC2 5Gモデムを内蔵するなど、妥協のない最高峰の構成が際立つ。認証にFace IDではなく、ロックボタン一体型のTouch IDを採用する点も、折りたたみ時の利便性を徹底的に追求した結果だろう。
焦点となるのは、2000ドルから2500ドルと予想される価格設定だ。日本円に換算すれば、優に30万円を超える超高価格帯である。
だが、スマホの進化が成熟し、買い替えサイクルが長期化する中、富裕層やガジェットマニアが求めているのは「未体験のプレミアム」に他ならない。先行2社が市場を耕し終えたこのタイミングだからこそ、アップルは完成度を高めた1台で一気にシェアをさらいに来たようにも思える。
Source:Cailian Press

