ソニー「WH-1000XM6」「1000X THE COLLEXION」がアップデート、待望のゲーミング低遅延モードが追加!

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ソニーが誇るフラッグシップヘッドホン「WH-1000XM6」と「WH-1000X The ColleXion」に、待望のメジャーファームウェアアップデートが配信されました。今回の主役は「ゲームモード」の実装です。音楽リスニング用として最高峰の評価を得ていた両機が、ついに音の遅延が致命傷になるゲーミング領域へと本格的に踏み出しました。

アップデートは「Sony Sound Connect」アプリ経由で行われ、XM6はバージョン3.1.5、The ColleXionはバージョン1.3.0へと進化します。中身の核となるのは、Bluetoothの新規格であるLE Audioのゲーミングオーディオプロファイル(GMAP)への対応です。これにより、無線伝送とヘッドホン側の処理を合わせたトータルの音遅延を40ミリ秒未満にまで抑え込むことに成功しました。

従来のワイヤレスヘッドホンでゲームをすると、画面の動きに対して音がワンテンポ遅れて聞こえるのが当たり前でした。しかし、40ミリ秒未満となれば話は別です。人間の耳ではほぼ知覚できないレベルであり、一瞬の判断が勝敗を分けるFPSや、シビアなタイミングを求められるリズムゲームでも実用的なラインに達したと言えます。

さらにGMAPの強みは、接続環境に合わせて速度重視から安定性重視まで4つのプロファイル(A〜D)を柔軟に切り替えられる点にあります。電波の干渉が多いリビングなどでは安定性を高め、自室で集中してプレイする際は30ミリ秒未満の超低遅延モードを選ぶといった運用が可能です。独自規格ではなくBluetoothの標準規格であるため、接続するデバイス側が対応していればメーカーを問わずこの恩恵を受けられる点も、今後の普及において大きなアドバンテージとなるでしょう。

今回のアップデートは、単なる機能追加に留まりません。音楽用とゲーム用でヘッドホンを使い分けていたユーザーの常識を覆し、日常のあらゆるオーディオ体験を1台で完結させるゲームチェンジャーになる可能性を秘めています。今後はPCやゲーム機側のLE Audio/GMAP対応がどこまで進むかが、この強力なポテンシャルを最大限に活かすための焦点となりそうです。

Source:WH-1000XXWH-1000XM6

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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