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ついにPCゲーマーが長年抱えていた、PS5用コントローラー「DualSense」を無線で使う際の最大の妥協点が解消されました。サードパーティー製アプリ「DSX」の最新ベータ版(v3.2 Beta 01)により、Bluetooth接続時でもあの極上のハプティクス(触覚フィードバック)機能が利用可能になったのです。ソニー公式が成し遂げられなかった有線接続の呪縛を、外部の技術が鮮やかに解き放ちました。
PCゲーム市場において、これまで無線接続の快適さで圧倒的な優位を誇っていたのは、やはりマイクロソフトのXboxコントローラーでした。DualSenseも繊細な振動を表現できるボイスコイルアクチュエーターを搭載しつつも、WindowsのBluetooth仕様という壁に阻まれ、フル機能を発揮するにはUSBケーブルで縛るしかなかったのが実情です。
今回のDSX最新版は、PC側に有線接続されていると擬似的に認識させ、独自のソフトウェアレイヤーを介して高帯域幅の触覚データをワイヤレスで送り込むという、極めてクレバーな手法を採用しています。
この快適さを手に入れるには、Steamで配信中のDSX本体に加え、新機能を有効化するDLC「DSX+」の購入が必要となります。合わせて約12ドルという投資は必要ですが、バックグラウンドでSteamを起動し続けなくても28日間動作するキャッシュ機能の刷新など、UI面での進化も著しく、価格以上の価値を感じるユーザーは多いはずです。
一方で、Raspberry Pi Pico 2Wをカスタムして無線ドングル化する「DS5Dongle」のようなハードウェア側からのアプローチも同時期に台頭しており、DualSenseのPC完全解禁に向けた熱量は今、最高潮に達しています。
周辺機器を積極的にPC展開し始めているソニーですが、こうしたユーザーの切実なニーズへの対応は一歩遅れていました。今回の非公式ツールの躍進は、本家ソニーに対しても、よりシームレスな公式ワイヤレス環境の構築を迫る強力な呼び水となるに違いありません。無線で完全な没入感を得られるようになった今、PCゲームにおけるコントローラーの勢力図は、大きく塗り替わろうとしています。
Source:Steam

