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AnbernicがRG477MとRG477V向けに配信を開始した最新アップデートは、中華ゲーム機の弱点だったソフトウェアの完成度を劇的に引き上げる重要な節目となる。
ハードウェアのスペック競争が頭打ちになる中、メーカーは体験の差別化へと舵を切った。今回RG477Mに配信されたバージョン1.32は、先行してRG477Vに導入された新エコシステムを丸ごと移植するものだ。
特に注目したいのが、物理キーとタッチ操作の双方で直感的に動くRG Homeランチャーの搭載。アプリの非表示やフォルダ分けといった管理機能に加え、ゲーム専用機のような検索画面へ瞬時に切り替えられる。
さらに、パフォーマンスやファン速度、RGBライトを即座に調整できるRGコントロールセンターや、カスタムプロファイルを即座に切り替えられるボタンマッピングも実装された。これにより、ゲームごとの最適な環境構築が手軽に行える。
一方で、一足先に新UIを得ていたRG477Vには、バージョン1.39が提供されている。RGBライトの切り替え時にジョイスティックが動かなくなる不具合や、ファン速度調整時のクラッシュ、トリガーの入力漏れといった致命的なバグを一掃した。定評のあるPegasusフロントエンドのROMサポートが追加された点も見逃せない。
ハードを売り放しにしがちだったこの市場において、最近のAnbernicによる迅速なOTAアップデート連発は、ブランドの信頼性を大きく底上げしている。今後は単なるエミュレーション性能だけでなく、こうしたOSレベルの快適さがユーザーの新たな選択基準になっていくだろう。

