デスクに置いていたコーヒーが、危うくノートPCにかかるところだった。画面に映し出されたGeekbenchのスコアシート。そこには「2512BPNDAG」という無機質な型番が刻まれている。
ガジェット好きなら、この文字列を見ただけで心拍数が跳ね上がるはずだ。そう、Xiaomiの最高峰、17 Ultraのグローバルモデルが、ついにその姿を現したのだ。
毎年3月のMWCに合わせて発表されるのが通例だった。しかし、今回のリークは、その平穏な予測を根底から覆そうとしている。
結局、自分はいつまで待てばいいのか。今のスマホを使い続けるべきか、それともこの怪物を待つべきか。そんなあなたの迷いに、一つの答えを提示したい。
Global variant of Xiaomi 17 Ultra (2512BPNDAG) visits Geekbench — launch seems imminent.
— Abhishek Yadav (@yabhishekhd) January 16, 2026
Specifications:
🔳 Snapdragon 8 Elite Gen 5
• 2× cores @ 4.61 GHz
• 6× cores @ 3.63 GHz
🔳 Adreno 840 GPU
🍭 Android 16
💾 16 GB RAM
Geekbench AI scores:
• Single Precision: 2,187
•… pic.twitter.com/hb74y4QTF2
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予想を裏切るスピード感で世界が震える

これまでの常識では、Xiaomi 17 Ultraの世界発売は2026年3月中旬と目されていた。だが、流出したベンチマーク結果と認証情報の動きを見る限り、時計の針は確実に早まっている。
最新の分析では、2月中旬から下旬にはグローバル展開が始まるとの予測が浮上した。ライバルたちが足並みを揃える前に、市場を飲み込もうとするXiaomiの執念すら感じる。
中国国内ではすでに、上位モデルのPro Maxを凌駕する販売台数を記録している。その勢いのまま、私たちはかつてない速度でこの最新鋭機を手にすることになるかもしれない。
期待と不安が入り混じるなか、判明したスペックはまさに暴力的だ。
脳を揺さぶる最新チップと16GBの衝撃
今回のリークで最も注目すべきは、心臓部に「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載している点だ。元開発者の視点から言わせてもらえば、これはもはやスマホの域を超えている。
さらに驚くべきは、グローバル版でも一切の妥協なく16GBのRAMが投入されることだ。多くのメーカーがコストカットのために海外版のメモリを削るなか、Xiaomiは真っ向から勝負を挑んできた。
ここで、現在判明している主要スペックを整理しておこう。
| カテゴリ | 項目 | 詳細仕様 |
| ディスプレイ | パネル | 6.9インチ 1.5K LTPO フラット AMOLED (TCL CSOT M10) |
| リフレッシュレート | 120Hz | |
| 輝度 | HBM 1060nits | |
| ガラス | Xiaomi Shield Glass 3 (Dragon Crystal Glass 3) | |
| 基本性能 | SoC (チップセット) | Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5 |
| GPU | Adreno 840 | |
| RAM | LPDDR5X Ultra RAM | |
| ストレージ | UFS 4.1 | |
| OS | Android 16 (HyperOS 3) | |
| カメラ | リア (広角/メイン) | 50MP 1インチ LOFIC Omnivision Light Hunter 1050L (OIS) |
| リア (超広角) | 50MP Samsung JN5 | |
| リア (望遠) | 200MP S5KHPE ペリスコープ (3.2x – 4.3x 連続光学ズーム / 75mm-100mm) ※3G+5P 3群フローティングレンズ | |
| フロント | 50MP Omnivision OV50M | |
| バッテリー | 容量 | 6800mAh |
| 充電速度 | 有線: 90W / ワイヤレス: 50W | |
| 接続・通信 | Wi-Fi | Wi-Fi 7, 6, 5 |
| Bluetooth | Version 5.4 (LHDC 5.0 対応) | |
| NFC | 対応 | |
| ポート | USB 3.2 Gen 2 | |
| その他 | 生体認証 | 3D 超音波画面内指紋認証 |
| オーディオ | デュアルステレオスピーカー (1014E + 1115X) | |
| ハプティクス | X軸リニアモーター (0809E) | |
| 防塵防水 | IP68 | |
| 筐体 | 厚さ | 8.29mm |
| 重量 | 224g |
最新のAndroid 16を箱から出した瞬間に使える贅沢。これは、先行して発売されている他のフラッグシップ機にはない、圧倒的なアドバンテージとなるだろう。
歓喜の裏に潜むバッテリー容量の罠

しかし、手放しで喜んでばかりもいられない。今回のリークには、私の胸をざわつかせる一文が含まれていた。
「グローバル版のバッテリー容量は制限される予定」
毎度毎度のいつもの事ではあるが、この一言が、どれほど重い意味を持つか。技術的な制約か、あるいは各国の規制への適合か。理由は定かではないが、中国版で誇っていた圧倒的なスタミナが、私たちの手元に届く頃には少し削られている可能性があるのだ。
フェラーリ級のエンジンを積みながら、燃料タンクが少し小さい。そんなもどかしさを感じずにはいられない。
最高性能を求めるユーザーにとって、このバッテリーの差が「日常の使い勝手」にどう響くのか。期待が大きい分、この一点だけが喉に刺さった小骨のように気になって仕方がない。
2026年の主役を掴み取るための準備
では、私たちは今、どう動くべきか。
結論を言えば、今使っているスマホが限界でない限り、あと1ヶ月だけ踏みとどまってほしい。2月中旬の正式発表を待つ価値は、十分すぎるほどにある。
16GBのRAMがあれば、今後3年以上は第一線で戦える。Android 16がもたらす新しい体験は、私たちの生活をより滑らかに変えてくれるはずだ。
一方で、バッテリーの制限がどの程度なのか、その詳細を見極めるまでは財布の紐を緩めすぎないことも大切だ。
もしあなたが「最強」という言葉に弱いなら、この17 Ultraは避けて通れない運命の一台になる。




