Intel Core G3 vs AMD Ryzen Z2どっちが買い?「携帯ゲーム機の常識」を覆す神スペックの正体

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PCゲームを外に持ち出す。数年前までは夢物語だったこのスタイルも、今や当たり前になりました。でも、心のどこかで「やっぱりバッテリーが持たないし、画質も妥協しなきゃいけないよね」と諦めていませんか?

私もその一人でした。新しいハンドヘルドPCが出るたびにチェックしては、「結局、中身はどれもAMDの似たような構成か……」と、少し冷めた目で見ていたのです。

しかし、今回舞い込んできたIntelの新型チップ「Core G3」のリーク情報は、そんな私の、そしてあなたの「諦め」を根底から揺さぶるものになるかもしれません。

Intelがついに、ハンドヘルド市場という戦場でAMDの独走を止めるために、専用の重火器を投入しようとしています。

Source:VideoCardz

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単なるリブランドではない、Intelの本気「Core G3」とは

これまで、Intel製の携帯ゲーム機といえば「性能は高いけれど、熱いし電池が持たない」というイメージが先行していました。しかし、新たに登場する「Core G3」シリーズは、これまでの同社のチップとは一線を画す存在になりそうです。

最大の特徴は、その設計思想にあります。このチップは「Panther Lake」と同じアーキテクチャをベースにしながらも、既存のCore Ultra 300シリーズを名前だけ変えたような手抜き品ではありません。

リークされた仕様によると、最上位のCore G3プロセッサは、合計14個のCPUコアを搭載しています。

  • 2つのパフォーマンスコア(Pコア)
  • 8つの効率コア(Eコア)
  • 4つの低消費電力コア

この構成、実はベースとなっているPanther Lakeの現時点のラインナップにも存在しない、ハンドヘルドに特化した特別な構成なのだそうです。Intelがどれほどこの市場を重視しているかが、この数字だけでも伝わってきますよね。

グラフィックの不安を払拭する「Xe2コア」の衝撃

携帯ゲーム機にとって、CPU以上に重要なのがiGPU(内蔵グラフィックス)の性能です。「エルデンリング」や「サイバーパンク2077」のような重いゲームが、手元でどこまで滑らかに動くのか。そこが最大の懸念点でしょう。

Core G3に搭載されるのは、最新の「Xe2」アーキテクチャを採用したIntel Arc B380 / B360です。上位モデルのB380は、12個のXe2コアを搭載すると報じられています。

これは、デスクトップ向けの技術をギュッと凝縮したようなもので、従来のIntel製GPUで不満だった「ドライバの不安定さ」や「最適化不足」を克服し、AMDのRyzen Z2シリーズに対抗できるポテンシャルを秘めています。

MSIの次世代機「Claw 8 AI+」などに搭載される見込みですが、これまでの「Intel機はちょっと……」という不安は、このXe2の登場によって過去のものになるかもしれません。

2026年、私たちは何を選ぶべきか

正直なところ、これまでこの市場はAMDの「Ryzen Z1/Z2」シリーズが王座に君臨し、独占状態でした。選択肢がないというのは、消費者にとって一番の不幸です。

しかし、Intel Core G3が登場することで、ようやく「健全な競争」が始まります。 「性能とバッテリー持ちのバランスならAMDか?」 「それとも、最新のAI機能とXe2グラフィックスの爆発力でIntelか?」 そんな贅沢な悩みを抱えられる日が、すぐそこまで来ているのです。

まとめ

今回のリークを読んで感じたのは、「ようやくIntelがハンドヘルドPCを『サブの市場』ではなく、一つの独立したカテゴリーとして認め始めた」という変化の予兆です。

これまでの私たちは、どこかIntel製の携帯機に対して「実験作」のような不安を抱いていました。でも、Panther Lake世代の技術を注ぎ込み、わざわざ専用の14コア構成を用意してくるという執念には、作り手の熱量を感じずにはいられません。

もちろん、実際の発売日や価格、そして最も重要な「実機でのバッテリー消費」についてはまだ謎に包まれています。しかし、少なくとも「AMD一択」だった退屈な時代は終わろうとしています。

もしあなたが、今使っているSteam DeckやROG Allyからの買い替えを検討しているなら、もう少しだけ待ってみる価値は十分にあります。

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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