OnePlus Pad Go 2はiPadの代わりになる?5G対応で12月17日発表、旧モデルとの違いと「買い」の判断基準

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タブレット市場において、「安かろう悪かろう」の時代はとうに終わりましたが、それでも「帯に短し襷に長し」な製品が多いのも事実です。そんな中、約2年間の沈黙を破り、OnePlusが新たな一手「OnePlus Pad Go 2」を打ち出してきました。

今年の7月にひっそりと登場した「Pad Lite」を見て、「あれ、Goの後継機はこれ?」と肩透かしを食らった方もいるかもしれません。しかし、安心して待っていて正解だったようです。

今回リークされた情報は、単なる廉価版の更新ではなく、私たちがタブレットに求めていた「外出先での自由」を約束するものでした。特に5G対応というキーワードは、このデバイスの立ち位置を大きく変える可能性があります。

今回は、まもなく発表されるこの注目機の全貌と、iPad一強の現状にどう風穴を開けるのかを考察します。

Source:OnePlus

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12月17日発表決定、OnePlus 15Rとの強力タッグ

まず最も重要な「いつ手に入るのか」という点ですが、OnePlus Pad Go 2は12月17日に正式発表されることが確定的な情勢となりました。しかも単独での発表ではなく、同社のスマートフォン「OnePlus 15R」との同時お披露目です。

展開地域はインド、ヨーロッパ、イギリスとされており、日本国内での正規販売は現時点では未定ですが、ガジェット好きなら輸入やグローバル版の動向は見逃せません。なぜなら、スマートフォンとタブレットを同時に発表するということは、デバイス間の連携機能やエコシステムの強化をアピールしてくる可能性が高いからです。

年末商戦の駆け込み需要を狙ったタイミングとも言えますが、それ以上に「2025年のスタンダード」を提示しようとする気概を感じます。

「iPad化」したデザイン?カメラ位置変更の意図とは

外観において、前モデルからの最も大きな変化はカメラユニットの配置です。初代OnePlus Pad Goでは背面上部中央に鎮座していたカメラが、新型では左上隅へと移動しました。これを「没個性化した」と嘆くか、「実用的になった」と捉えるかで評価は分かれるでしょう。

正直なところ、この配置は第11世代iPadと非常に似ています。中央配置は横持ち時に指がレンズに触れにくいというメリットがありましたが、内部設計の効率化や、バッテリー容量の確保、あるいは5Gアンテナの配置スペースを優先した結果、この「定位置」に落ち着いたのかもしれません。

カラーバリエーションはパープルとブラックの2色展開。フラットなフレームを採用している点も含め、トレンドを意識したソリッドなデザインに仕上がっているようです。

4Gから5Gへ、本当の意味での「Go」になる

今回のモデルチェンジで最大のトピックは、間違いなく「5G接続」への対応です。前モデルはHelio G99プロセッサを搭載し、LTE(4G)までの対応でしたが、今回はMediaTekのDimensityシリーズ、あるいはSnapdragonの5G対応チップセットが搭載される見込みです。

これは単に通信速度が速くなるという話ではありません。Wi-Fi環境を探したり、スマホのテザリングをオンにする手間から解放されることを意味します。カフェでさっと取り出して作業をする、移動中にストリーミング動画を高画質で楽しむ。「Go」という名称が示す通り、外に持ち出してこそ真価を発揮するデバイスへと進化しました。

メモリは8GB、ストレージは256GBと、ミッドレンジタブレットとしては十分すぎる足回りを備えており、複数のアプリを立ち上げてもストレスを感じることは少なそうです。

クリエイティブ用途への配慮

入力インターフェースに関しても嬉しいニュースがあります。OnePlus純正のスタイラスペン「OnePlus Stylo」への対応が明言されました。これにより、単なるコンテンツ消費デバイスではなく、メモ取りやイラスト作成といった生産性ツールとしての側面も強化されています。

一方で、専用キーボードに関する情報はまだ出てきていません。PCライクに使いたいユーザーにとってはここが懸念点ですが、Bluetoothキーボードの選択肢は市場に溢れていますし、スタイラス対応だけでも用途の幅は大きく広がります。発売前にさらなるティーザー広告が出るようなので、周辺機器の情報にも注目しておきたいところです。

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