Amazonは新世代の「Fire TV 4K Max」と「Fire TV Stick 4K」を発表し、4K対応の製品ラインナップを拡充しました。Fire TV Stick 4K Max(第2世代)は9,980円で、Fire TV Stick 4K(第2世代)は7,480円です。
これらの新製品は、Wi-Fi 6EやWi-Fi 6に対応し、より快適なストリーミング体験を提供します。また、Fire TV Stick 4K Maxにはアンビエントディスプレイ機能も搭載されています。発売日は10月18日となっていますが、予約の方は既に始まっています。
Fire TV Stick 4K Maxの特長
Fire TV Stick 4K Maxは、Fire TV Stickシリーズとして初めてWi-Fi 6Eに対応しています。これにより、よりスムーズなストリーミング再生が可能となり、アプリの起動や切り替え、コンテンツの検索などの操作速度も高速化されています。
さらに、4K Ultra HD、Dolby Vision、HDR、HLG、HDR10+などの高画質・高音質に対応しており、Dolby Atmosのサウンドも楽しめます。ストレージ容量も前世代の2倍となる16GB搭載し、多くのアプリやゲームを保存できます。
新しいAlexa対応音声認識リモコン「Enhanced」には、Prime Videoライブチャンネル用のチャンネルボタンや最近使用したアプリやチャンネルへのワンクリックアクセスのボタンも備わっています。
さらに、アンビエントディスプレイ機能を搭載しており、ストリーミングコンテンツを視聴していない時には美しいアートを大画面で表示することができます。また、Alexaのウィジェット機能も利用できます。
Fire TV Stick 4Kの特長
Fire TV Stick 4Kは、1.7GHzのクアッドコアプロセッサを搭載し、Wi-Fi 6に対応しています。これにより、前世代よりも25%高速なパフォーマンスを実現しています。
さらに、Dolby Vision、HDR、HLG、HDR10+に対応し、鮮明な4K Ultra HD画質と没入感のあるDolby Atmosサウンドを楽しむことができます。また、互換性のあるEchoデバイスと接続することで、Alexaホームシアターとしても利用できます。
Fire TV Stick 4K MaxとFire TV Stick 4Kの共通の特徴
新世代のFire TV Stick 4K MaxとFire TV Stick 4Kは、次世代のストリーミング体験を提供するための共通の特長を備えています。両モデルには、操作性と利便性を向上させるために新しいリモコンが付属しています。この新しいリモコンには、アプリのショートカットボタンが追加されており、さまざまなコンテンツへのアクセスが簡単になりました。
特に注目すべきは、新しいリモコンにプリセットされたアプリのショートカットボタンの一つとして、U-NEXTのボタンが登場したことです。これにより、U-NEXTの幅広い映画やドラマをワンプッシュで楽しむことができます。
スペック表
項目 | Fire TV Stick 4K Max 第2世代 | Fire TV Stick 4K 第2世代 |
サイズ (HDMI端子含まず) | 99 mm x 30 mm x 14 mm | 同左 |
サイズ (HDMI端子含む) | 108 mm x 30 mm x 14 mm | 同左 |
重量 | 43.5 g | 同左 |
プロセッサ | クアッドコア 2.0GHz | クアッドコア 1.7GHz |
GPU | 850MHz | 650MHz |
ストレージ | 16GB | 8GB |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E トライバンド: 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz, 5GHz, 6GHz) | Wi-Fi 6 デュアルバンド: 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz, 5GHz,) |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 + BLE | 同左 |
音声認識 | 同梱のAlexa対応音声認識リモコンEnhanced、または無料のFire TVリモコンアプリで対応 (Fire OS、Android OS、iOSで利用可能) | 同左 |
IR対応AV機器操作 | 同梱のAlexa対応音声認識リモコンEnhancedでFire TV Stick 4K Maxに加え、IR対応のテレビ、サウンドバー、AVアンプの電源や音量などの操作が可能。 | 同左 |
クラウドストレージ | Amazon のコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能。 | 同左 |
入出力端子 | HDMI出力(ARC) Micro USB (電源用) | 同左 |
オーディオ | Dolby Atmos、7.1 サラウンド対応、2chステレオ、最大5.1chのHDMIオーディオパススルー。 | 同左 |
4Kサポート | 4K画質でストリーミングするためには4K 対応のテレビと4Kのコンテンツが必要です。 | 同左 |
フォーマット | ビデオ: Dolby Vision、HDR10、HDR10+、HLG、H.265、H.264、VP9、AV1 オーディオ: xHE-AAC, AAC-LC, AAC+, eAAC+, AAC-ELD, MP3, AMR-NB, FLAC, PCM/WAV, Vorbis, Dolby AC3, eAC3 (ドルビーデジタルプラス), Dolby Atmos (EC3_JOC), Dolby AC4, Dolby MAT, Dolby TrueHDパススルー, MPEG-Hパススルー, DTS HDパススルー 写真: JPEG、PNG、GIF、BMP | 同左 |
出力 | 2160p、1080p、720p、最大60fps | 同左 |
システム要件 | HDMI端子対応HDテレビ、wifi経由またはイーサネットポートでのインターネット接続。 4K Ultra HDコンテンツを視聴するには、 4K対応のテレビおよび4K/60p対応で最大帯域幅18GbpsまでサポートするHDMIケーブルが必要です。 | 同左 |
まとめ
Amazonは新たなFire TV製品「Fire TV 4K Max」と「Fire TV Stick 4K」を発表しました。Fire TV Stick 4K MaxはWi-Fi 6Eに対応し、より高速なストリーミング再生と操作性を提供します。さらに、4K Ultra HDやDolby Atmosなどの高画質・高音質に対応しています。Fire TV Stick 4KはWi-Fi 6に対応し、1.7GHzのクアッドコアプロセッサを搭載しています。
どちらの製品もスペックが向上することで、全体的なレスポンスが高速化して使用感が向上するのは素晴らしい事なのですが・・・どうしても1つ納得いかない事がございます。
なぜ、コレだけの価格にするのならば、PROリモコンと同じように「ヘッドホンボタン」をどうしてつけなかったのか・・・