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MWC 2026での発表が見送られ、静寂に包まれていたLenovoの変態マルチメディアタブレット。その後継機の全貌が、著名リーカーのエヴァン・ブラス氏によって突如としてネット上に放たれた。
タブレットを「画面付きの巨大Bluetoothスピーカー」へと昇華させた前モデルのDNA。それは間違いなく受け継がれている。だが、新たなリーク画像からは、オーディオ特化機としては物議を醸しかねない「イヤホンジャック廃止」という大胆な決断が透けて見える。
公開された多数のレンダリング画像は、「Lenovo Tab Plus Gen 2」という最終名称とともに、デバイスの細部を鮮明に映し出している。
背面下部が大きく膨らみ、そこに巨大なJBLスピーカーを内蔵するキックスタンド付きのフォルム。この異端とも言えるデザイン言語は、今回もしっかりと踏襲された。
Lenovo Tab Plus Gen 2 pic.twitter.com/ZVDhMw6jjr
— Evan Blass (@evleaks) March 9, 2026
ThinkTab X11やLegionシリーズなど、直近で正統派のハイエンドモデルを立て続けに投入してきたLenovo。その中で、あえてこのニッチなプロダクトラインを継続する意図は明確だ。
スマートフォンや小型スマートスピーカーでは到底味わえない、迫力ある24ビット/96kHzのオーディオを単体で鳴らし切る。さらには、他のデバイス用の外部Bluetoothスピーカーとしても機能する。リビングや寝室における「音のハブ」としての地位を確固たるものにする狙いが見え隠れする。
画像からは、本体と同色にまとめられたライトグレーの専用キャリングケースの存在も確認可能。前回のリークにあった緑色のケースとはストラップの意匠(銅色の先端に緑のストラップ)も異なり、持ち運びを想定したアクセサリー展開にも力が入っている。
しかし、見過ごせないのが3.5mmオーディオジャックの消失。
有線ヘッドホンや外部アンプへの確実な接続経路を断たれたこと。それは、ワイヤレスの利便性を最優先した結果とはいえ、音質や遅延にこだわるユーザーの選択肢を狭める痛手だ。
詳細なスペックや発売時期は未だベールに包まれたまま。だが、これだけ高精細なプロモーション用画像が出揃っている現状を踏まえれば、正式発表は目前に迫っている。

