Amazonは、2023年9月21日に新しいFire HD 10シリーズを発表しました。新モデルでは、高速化されたプロセッサや大容量バッテリー、耐久性のあるディスプレイなど、さまざまな進化が行われています。また、Fire HD 10キッズモデルとFire HD 10キッズプロも発表され、子ども向けのコンテンツやサービスが提供されます。
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Amazon Fire HD 10の新モデルの特徴
高速化と美しいディスプレイ
新しいFire HD 10は、最大2.05GHzのオクタコアプロセッサと3GBのRAMを搭載しており、高速な操作性を実現しています。また、10.1インチの1080pフルHDディスプレイは、鮮やかな映像を楽しむことができます。
長時間使えるバッテリー
Fire HD 10には最大13時間持続可能なバッテリーが搭載されています。これにより、長時間の利用でもバッテリー残量を気にすることなく快適に使用することができます。また、USB Type-Cと9Wのインボックスアダプターに対応しており、簡単に充電することができます。
耐久性に優れたスクリーン
Fire HD 10は、強化アルミノシリケートガラスを採用しており、耐久性に優れています。落下テストでは、iPad(第10世代)と比較して約4倍の耐久性を誇っています。また、軽量で薄く、コンパクトなデザインも特徴です。
アップグレードされたカメラ性能
新たに搭載された500万画素のフロントカメラにより、ビデオ通話やコンテンツ制作においてより鮮明な動画や静止画を撮影することができます。
大容量のストレージ
Fire HD 10は、32GBと64GBの内部ストレージを提供しています。さらに、別売りのmicroSDカードを使用することで最大1TBまでストレージを拡張することができます。これにより、数千冊の書籍や動画、ゲームをダウンロードしておくことができ、WiFiのない場所でも楽しむことができます。
豊富なエンターテインメントアプリの提供
Fire HD 10では、数百万点もの映画、ドラマ、音楽、書籍、雑誌などのエンターテインメントアプリが提供されています。Prime Video、ディズニープラス、Netflix、U-NEXTなどのサービスで動画を視聴したり、Kindleでマンガを楽しんだりすることができます。
ハンズフリーのAlexa
Fire HD 10は、Alexaに対応しており、音声で操作することができます。ビデオ通話や音楽再生、スマートホームの操作など、さまざまな機能を利用することができます。
環境にやさしい設計
Fire HD 10は、サステナビリティを考慮してデザインされたAmazonデバイスです。パッケージには再生可能な資源を利用し、省資源・省エネルギーな製造プロセスが採用されています。また、デバイスのリサイクルやリユースにも取り組んでおり、環境への配慮が行われています。
Fire HD 10キッズモデルとFire HD 10キッズプロ
Fire HD 10シリーズには、子ども向けのモデルもあります。Fire HD 10キッズモデルは、耐衝撃性のケースや2年間の無償交換保証が付属しています。また、アマゾンの子ども向けコンテンツや親が制限できる機能が提供されています。
Fire HD 10キッズプロは、さらに高性能な仕様を備えています。プロセッサは2.0GHzのオクタコアで、視力保護機能を備えた10.1インチの1080pディスプレイが搭載されています。さまざまな子ども向けコンテンツやアプリが利用でき、親がコンテンツや利用時間を制限することもできます。
Fire HD 10 2023年モデルとFire MAX 11との比較
Fire HD 10(2023年モデル) | Fire HD 11 | |
ディスプレイ | 10.1インチ 1080p フルHD | 11インチ 2K |
解像度 | 1920 x 1200 (224ppi) | 2000 x 1200 (213ppi) |
重量 | 434g | 490g |
サイズ | 246 x 165 x 8.6mm | 259 x 164 x 7.5mm |
RAM | 3GB | 4GB |
CPU | 8コア (2×2.05GHz、6×2.0GHz) | 8コア (2×2.2GHz、 6×2.0GHz) |
容量 | 32/64GB | 64/128GB |
バッテリー | 最大13時間 | 最大14時間 |
充電時間 | 約4時間 | 約4.2時間 |
スピーカー | Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー | Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー |
カメラ | 5メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ | 8メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ |
USBポート | USB-C 2.0 | USB-C 2.0 |
Alexa対応 | ◎ | ◎ |
Showモード対応 | ◎ | ◎ |
ワイヤレス充電 | – | – |
カラー | ブラック、ブルー、パープル | グレー |
価格 | ¥19,980 | ¥34,980 |
筆者は発売当初からFire MAX 11を使っていますが、エンタメ要素で使う分には何も問題ありません。動画より寧ろWEBを漁って閲覧している方がメモリを食う場面も多く、重くなる箇所が多々ありました。特にアレなサイトなどを観る時は尚更です。
それでも無事に使って来れているのは、メモリが4GBのおかげでもあるかなと思いますが、それでもなんとかギリギリやってきている感じです。
そう考えると、Fire MAX 11よりメモリが少ないFire HD 10はさらに不安に感じる部分もありますが、価格差が約15,000円と考えると・・・今からFireタブレットの購入を考えているのであれば、私はFire HD 10をお勧めします。
特に、エンタメ使用に特化するのであれば、メモリ以外でFire MAX 11に劣る部分が少ないですからね。
まとめ
Amazonの新しいFire HD 10シリーズが、まさかここまでFire MAX 11に寄せてくるとは思いませんでした。しかもこの価格で・・・
前作のFire HD 10 第12世代と比べると、画質やCoSの性能ともにかなり向上していると思います。特にディスプレイの見やすさは必ず満足すると思います。
さらに、エンタメメインに使おうと考えている方には、コスパの良いFire HD 10はお勧めです。ただし、ゲームに関してはあまりおすすめはしません・・・Fire MAX 11でも色々ゲームはやりましたが、流石に重たいゲームはカクツク事もありますので、購入の際には注意が必要です。
これは少し悔しい話なのですが、Fire MAX 11の特権だった筆圧ペンにも、Fire HD 10第13世代は対応しています。
正直、私はペンは持っているのに全く使っていません。ですが、簡単なメモやお絵描き?をしたい方には面白いかもしれませんね。
最後に気になるGoogle Playの導入についてですが、Fire MAX 11でも導入が可能だったので、Fire HD 10でも同様に可能ではないかと思われます。とはいえ、確定しているわけでは無いのでその辺りについては自己責任でお願い致します。