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スマートフォンの価格高騰が続く中、Xiaomiが再び市場に強烈なスマホを生み出した。
約120ドルという破格のプライスタグ。そこに6,300mAhの超大容量バッテリーと、6.9インチの巨大なディスプレイを詰め込んだ「Poco C85x」がインド市場に投入される。
これは単なる廉価版ではない。低価格帯スマートフォンの常識を根底から覆す、明確な意思を持ったデバイスだ。
前面を覆う6.9インチのIPS液晶は、解像度こそHD+に留まるものの、120Hzの高リフレッシュレート駆動に対応。ブラウジングやSNSのスクロールにおいて、上位モデルに引けを取らない滑らかさを実現している。
そして最大の武器となるのが、6,300mAhというモンスター級のバッテリー容量。
充電速度は15Wと控えめだが、7.5Wの有線リバース充電に対応。いざという時には他の機器を潤すモバイルバッテリーへと姿を変える。

SoCには6nmプロセスのMediaTek Dimensity 6300を採用し、妥協なく5G通信をサポート。4GBのRAMに加え、ストレージは64GBと128GBの2種類を用意。microSDスロットによる拡張性も確保した。
背面に配置された錠剤型のカメラハウジングには32MPのメインレンズを搭載。フロントには8MPカメラを備え、日常の記録には十分なスペック。OSには最新のAndroid 16をベースにした「HyperOS 3」を惜しげもなく投入している。
見逃せないのが、側面指紋認証センサーと3.5mmイヤホンジャックの存在。ワイヤレス全盛の時代にあえて実用的なレガシー装備を残す判断は、ターゲット層のニーズを的確に捉えている。
昨今、エントリー機は5G対応を理由に価格が上昇傾向にあった。
しかしPoco C85xは、ベースモデルで10,999ルピー(約120ドル)という価格を死守。大画面と圧倒的なスタミナという、ユーザーが最も恩恵を感じやすい部分にリソースを集中させた。
同じ価格帯でしのぎを削るMotorolaやSamsungのエントリー機にとって、これほど厄介な存在はない。
インドでの発売は3月14日。上位モデルであるPoco X8シリーズのグローバル展開も発表されており、Xiaomiによる市場制圧の包囲網は着実に狭まっている。
Source:GSMArena


