AirPods Maxのロスレスオーディオ対応で音質は本当に向上するのか?

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Appleが、USB-Cポート搭載のAirPods Maxにロスレスオーディオと超低遅延オーディオの
サポートを追加すると発表しました。
マーケティング担当責任者は「究極の」オーディオアップグレードと謳っていますが、
本当に音質は劇的に向上するのでしょうか?

https://twitter.com/gregjoz/status/1904286789021634670?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1904290676696916426%7Ctwgr%5Eaf41fb444febb5bac7e7f94eb6e69291715b02b3%7Ctwcon%5Es2_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.macrumors.com%2F2025%2F03%2F24%2Fairpods-max-lossless-audio-overhyped%2F

この記事では、AirPods Maxのロスレスオーディオ対応について、Apple自身の見解や専門家の意見を交えながら徹底的に検証し、その真実を明らかにします。

AirPods Max、ロスレス対応で音質は本当に向上するのか?

ロスレスオーディオとは?圧縮方式の違いを理解する

オーディオファイルは、通常、ファイルサイズを小さくするために圧縮されます。圧縮方式には、大きく分けて「非可逆圧縮」と「可逆圧縮」の2種類があります。

非可逆圧縮は、MP3やAACなどの形式で、ファイルサイズを小さくするために、一部のデータを削除します。そのため、音質は劣化しますが、ファイルサイズを大幅に小さくすることができます。

一方、可逆圧縮は、ALAC(Apple Lossless Audio Codec)などの形式で、元のデータをすべて保持したまま圧縮します。そのため、音質の劣化はほとんどありませんが、ファイルサイズは非可逆圧縮よりも大きくなります。

Apple Musicでは、1億曲以上の楽曲がAACとALACの両方でエンコードされており、ユーザーは好みに合わせて音質を選択することができます。

ロスレスオーディオとは?

ロスレスオーディオは、音楽再生時に音声データを圧縮せず、元の音源情報を最大限に保持して再現する形式です。一般的な圧縮形式(MP3、AACなど)ではデータ圧縮による音質劣化が発生しますが、ロスレスオーディオではそれがありません。高品質な音楽体験を求める音楽愛好家やオーディオエンジニアにとって、非常に魅力的な選択肢となります。

Apple Musicとロスレスオーディオ

Apple Musicは、最大24ビット/48kHzのロスレスオーディオを提供しています。さらに、一部の楽曲では24ビット/192kHzの高解像度オーディオも楽しむことが可能です。これらの高品質なオーディオ形式を最大限に楽しむには、対応する再生機器が不可欠です。

iPhoneとロスレスオーディオの課題

iPhone自体は「24ビット/48kHz」のロスレスオーディオに対応していますが、従来のワイヤレスイヤホンなどで使用されるAACコーデックは「16ビット/48kHz」という仕様でした。

そのため、iPhoneでApple Musicのロスレス音源を最大限に楽しむには、有線接続が推奨されていました。さらに、ハイレゾ音源(24ビット/96kHz以上)を高品質で楽しむには、別途デジタルオーディオプレーヤー(DAP)を用意する必要があります。

Appleの矛盾?「区別がつかない」のに「究極」?

Appleは、AirPods Maxのロスレスオーディオ対応を「究極の」オーディオアップグレードと宣伝していますが、自社のサポート文書では、AACはすでにオリジナルのスタジオ録音と「実質的に区別がつかない」オーディオを提供していると述べています。

さらに、「AACとロスレスオーディオの違いは実質的に区別がつかない」とも述べており、ロスレスオーディオがAACに比べて大きな改善をもたらさないことを認めているとも解釈できます。

もし、ロスレスオーディオがAACに比べて大きな改善をもたらさないのであれば、それを「究極の」アップグレードと呼ぶのは、明らかに不当なマーケティング誇大宣伝と言えるでしょう。

Appleのマーケティング戦略には、常に誇張表現が含まれている可能性があります。消費者は、鵜呑みにせず、冷静に判断する必要があります。

超低遅延オーディオの効果は?音質への影響は?

AirPods Maxのアップデートでは、ロスレスオーディオに加えて、超低遅延オーディオのサポートも追加されます。低遅延オーディオは、音の遅延を最小限に抑える技術で、主にゲームや楽器演奏などの用途で効果を発揮します。

しかし、低遅延オーディオは、音質に直接的な影響を与えるものではありません。音質を向上させるためには、ロスレスオーディオのような、より高音質なオーディオコーデックを使用する必要があります。

AirPods Maxの超低遅延オーディオは、ゲームや楽器演奏などの用途では有効ですが、音楽鑑賞においては、音質向上にはほとんど貢献しないと言えるでしょう。

消費者は何を信じるべきか?冷静な判断を!

Appleは、AirPods Maxのロスレスオーディオ対応を大々的に宣伝していますが、その効果は限定的である可能性が高いです。

Apple自身も、ロスレスオーディオとAACの違いは「実質的に区別がつかない」と認めており、過度な期待は禁物です。

AirPods Maxの購入を検討している方は、ロスレスオーディオ対応を過大評価せず、他の要素(デザイン、機能、価格など)も考慮して、総合的に判断することをおすすめします。また、実際にAirPods Maxを試聴し、自分の耳で音質を確かめてみることも重要です。

Appleのマーケティング戦略に惑わされず、冷静な判断で、自分に最適なオーディオデバイスを選びましょう。

まとめ

今回の記事では、AirPods Maxのロスレスオーディオ対応について、Appleのマーケティング戦略を検証し、その真実を明らかにしました。

ロスレスオーディオは、AACに比べて音質が向上する可能性はありますが、その差はごくわずかであり、多くの人にとっては「区別がつかない」レベルかもしれません。正直、AACでも十分に音は良いので本当に聴覚がずば抜けている人じゃないと、違いなんて解らないと思います。

Appleは、ロスレスオーディオ対応を「究極の」アップグレードと宣伝していますが、これは明らかに誇大広告であり、消費者を誤解させる可能性があります。

と、ここまで散々いっておいてなんですけど、念願のロスレス対応にケチをつけるのも野暮ってもんですよね。しかし、その為に8万円近い買い物はどうかなって思ってしまうんですよね。

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