スマートフォンの背面ディスプレイが、再びトレンドの最前線に躍り出た。中国Honorが予約受付を開始した新型「Honor 700」シリーズ。その最大のトピックは、カメラモジュールに組み込まれた正方形のセカンドディスプレイと、常識外れの大容量バッテリーの融合だ。
展開されるのはHonor 700、700S、700 Proの3モデル。フラットな金属フレームと極細ベゼルという近年の基本スタイルを踏襲しつつ、背面に鎮座する幅広のカメラモジュールが異彩を放つ。
前作のHonor 600では見送られた背面液晶。これがベースモデルにも標準搭載された意味は重い。時計や着信通知の確認にとどまらず、メインカメラや超広角レンズを使った高画質な自撮り用ファインダーとして機能する。ショート動画やVlogの需要が急増する現在、フロントカメラの画質制限に縛られない撮影体験は、クリエイターにとって強力な武器になる。

カメラ構成は700と700 Proが3眼、最も手頃な価格帯に位置づけられる700Sが2眼。メモリ容量は上位2機種が最大16GB、700Sが最大12GB。ストレージはいずれも最大512GBを確保し、ホワイト、ピンク、ブルー、ブラックの4色が用意される。
正式な発売日は未発表だが、市場の熱狂を呼んでいるのがリークされたチップセットとバッテリーの仕様。
700にはQualcomm Snapdragon 8s Gen 4、最上位の700 Proには次世代のSnapdragon 8 Gen 5が搭載されるという有力な噂が飛び交う。さらに700 Proは6.57インチAMOLEDパネルに加え、2億画素のメインカメラ、そして9,000mAhというモンスター級のバッテリーを積むと囁かれている。
一般的なスマホのほぼ倍に達するバッテリー容量。モバイルバッテリーを常時携帯する現代人のライフスタイルそのものを過去のものにする破壊力だ。
単なる奇をてらったギミックではなく、自撮りの質を底上げする実用的な背面ディスプレイと、それを支える圧倒的なスタミナ。これらのスペックが現実のものとなれば、折りたたみ端末以外の領域で停滞しつつあるスマートフォン市場の勢力図は確実に塗り替わる。進化の歩幅は、我々の想像を遥かに超えてきている。
Source:Honor

