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初代iPhone誕生から20年の節目を飾る記念モデル「iPhone 20」。この特別な端末で、Appleが長年追い求めてきた完全な1枚のガラス板という究極のミニマルデザインがいよいよ現実のものになりそうだ。最大のトピックは、iPhone 15 Proで導入されたばかりのアクションボタンの廃止。機能はカメラコントロールキーへと統合され、筐体から物理的な突起が完全に姿を消す。
AppleはかつてiPhone 9をスキップして「X」を発表した。今回も同様に19を飛び越え、2027年にiPhone 20を投入する公算が大きい。
注目のアクションボタン廃止だが、機能そのものが削られるわけではない。カメラコントロールキーを1回タップすればカメラが起動し、長押しで従来のアクションが実行されるスマートな仕様への進化。

さらに電源や音量を含むすべてのキーが、触覚フィードバックを用いたソリッドステートボタンへと移行する。フレームと完全に平一になるよう再設計されたシームレスな外観。かつて「Bongo」のコードネームで開発されながらも技術的課題で頓挫した構想が、ここに来てついに量産レベルの完成度へ到達した。
この物理ボタン撤廃が生み出す内部スペースの余裕は、端末の根幹を支える大きな恩恵をもたらす。
新しいシリコンカーボン技術の採用と相まって、歴代最大となる6,000mAhの超大容量バッテリーの搭載。現在、中国メーカーを中心にスマートフォンのバッテリー大容量化が著しい。iPhoneも内部スペースの最適化によって物理的な制約を突破し、バッテリー持ちという長年の課題を克服しようとしている。
ディスプレイは4辺すべてが湾曲するエッジツーエッジのクアッドカーブ仕様へ。新型LOFICカメラセンサーの搭載も重なりスペックは跳ね上がるが、ブルームバーグのマーク・ガーマン氏が指摘するように製造プロセスは極めて複雑化する。結果として、端末価格の大幅な上昇は避けられないだろう。
2026年に登場予定の初の折りたたみモデル「iPhone Duo」で一足先にアクションボタン非搭載(Touch ID復活)の布石を打つなど、Appleのロードマップは着々と次世代へ向かって進んでいる。
誕生から20年。iPhone 20は単なるスペックの底上げではなく、ノッチもボタンもない全画面デバイスという長年の野望への最終回答。
高騰するであろう価格に見合うだけの革新的なユーザー体験を我々に提示できるのか。ソリッドステートボタン特有の新しい操作感を含め、今後の開発動向から目が離せない。


