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数日間の連続駆動すら現実味を帯びてきた。 OPPOが実に12,000mAhという桁違いの大容量バッテリーを搭載したスマートフォンを開発していることが、中国の認証情報から判明した。 この異常とも言えるバッテリーの巨大化。その背景には、現在スマートフォン市場を直撃している深刻なDRAM価格の高騰がある。
中国工業情報化部(MIIT)の認証を通過した未発表端末、型番「PNC110」。 登録されたバッテリー定格容量は11,640mAh。市場には「12,000mAh」の標準容量として投入される公算が大きい。 これは同社の「A7 Pro Max」より20%大きく、フラッグシップモデル「Find X10 Pro Max」中国版と比較すれば実に1.5倍。 現時点で判明している仕様は5GモデムとデュアルSIM対応のみだが、この突出した数字だけでも市場に与えるインパクトは絶大だ。
なぜ今、中国メーカー各社は極端な大容量化に走るのか。 要因はメモリとフラッシュストレージの原価高騰。 特にミッドレンジ市場への打撃は計り知れず、サムスンの「Galaxy A27 5G」が一部スペックダウンを余儀なくされながらも、前モデル比で20%以上の価格上昇となったのは記憶に新しい。
部品コストが跳ね上がる中、メーカーにとって不用意な価格転嫁は極力避けたいのが本音。 そこで白羽の矢が立ったのがバッテリー容量の増強という手法。 DRAM増量に比べればコストの増加幅は微々たるもの。それでいて「電池持ちが劇的に良くなる」というユーザーメリットを最も直接的にアピールできる。
苦しい台所事情を補うための窮余の策とも言えるが、結果として消費者が長年抱えてきたバッテリーへの不満を解消する製品が生まれるのは非常に興味深い。 OPPOのこの一手が起爆剤となり、コストを抑えつつ付加価値を生み出すための熾烈な大容量バッテリー競争は、今後さらにその熱を帯びていくことだろう。
Source:XpertPick

