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Microsoft Flight Simulator 2024の空へ飛び立つための専用ハードウェアが、思わぬ形でフライング離陸を果たしかけた。Honeycombが米国の一部予約者に対し、Xbox向け「Echo Aviation Controller XPC」の購入リンクを誤送信。その後即座にリンクが無効化されるという、販売上のドタバタ劇が発生したのだ。
価格は179.99ドル。最初のメールでは48時間の製品確保が約束されたものの、直後に「少し早とちりした」と訂正の連絡が入る異例の事態。楽しみに待つ予約者にとっては肩透かしを食らった格好だが、この混乱の背景にはハードウェアの製造遅延ではなく、ソフトウェア側の事情が大きく絡んでいる。
決定的な要因は、MSFS 2024のゲーム内マーケットプレイスで提供されるはずのコントローラープロファイルが、現時点で未公開であること。
フライトシミュレーターの操作設定は極めて複雑だ。専用プロファイルがない状態で製品を届けてしまえば、ユーザーは箱から出した直後に膨大なキーバインドを手動で設定する苦行を強いられる。プラグアンドプレイの快適な体験を重視するHoneycombにとって、これは絶対に避けるべきシナリオ。ハードウェアはすでに出荷準備が整っているものの、完璧なスタートを切るため、Microsoft側のプロファイル追加を待つという苦渋の決断を下した形だ。

周辺機器メーカーにとって、大型タイトルの発売に合わせたシームレスな連携は生命線。特にコンソール機であるXboxのユーザー層は、繋げばすぐに遊べる手軽さを求める傾向が強い。今回のリンク取り下げは一時的な混乱を招いたが、初期設定でのつまづきによる低評価を防ぎ、ブランドの信頼を守るという意味ではむしろ英断と言える。
現在は対象となった予約者をリストの元の順番に戻し、事態は一旦収束。Honeycombは当初の目標通り11月20日の発売を目指しており、プロファイルが公開され次第、改めて購入リンクを案内する構えだ。
早期登録者には20日より前に製品が届く可能性も示唆されており、ハードウェア自体のスタンバイは完了していると見て間違いない。米国外の地域でも11月20日以降に順次展開される予定。新たなプロファイルと共に、次世代の空の旅を万全の状態で迎えられる日は目前に迫っている。
Source:reddit


