格安タブレット市場の勢力図を再び塗り替える決定打になりそうだ。シャオミの次期エントリーモデル「Redmi Pad 3」と目される端末が台湾NCCなどの認証機関を通過し、9,820mAhという桁外れのバッテリーを積んで登場することが判明した。動画視聴や電子書籍リーダーとして普及が進む低価格帯において、弱点とされがちだった「電池持ち」を最大の武器へ昇華させる狙いが見て取れる。
認証情報から浮上した最大のトピックは、前モデルにあたるRedmi Pad 2の9,000mAhからさらに増量された9,820mAhの超大容量バッテリーだ。画面サイズやSoCの詳細こそ伏せられているものの、10〜11インチ前後のディスプレイを長時間駆動させるには十分すぎる容量を確保してきた。
構成バリエーションは4GB/128GB、6GB/128GB、8GB/256GBの3系統が用意される。ここで注目したいのは、メモリの選択肢による実用性の差だ。OSやアプリの肥大化が進む昨今、4GBモデルは複数のアプリを切り替えるような使い方では動作の息切れが避けられない。実質的な狙い目は6GB、あるいは日常使いで余裕を持てる8GB/256GBの上位構成になるはずだ。
製品情報には4G通信のサポートとIP52等級の防滴・防塵性能も明記された。家の中だけでなく、車載ナビ代わりの運用や外出先でのストリーミング視聴といった持ち出しニーズにもしっかり応えてくる。
競合がひしめく2万〜3万円台のAndroidタブレットにおいて、シャオミは「必要十分な処理能力」と「数日間充電不要なスタミナ」という、ライトユーザーが最も恩恵を感じやすい割り切りを仕掛けてきた。前作が搭載したHelio G100と同等以上の省電力プロセッサが組み合わされば、動画専用機としての完成度は頭一つ抜けた存在になる。
正式な発表時期や価格設定はまだベールに包まれている。それでも、認証を通過したということは製品化の最終段階にある証拠だ。コスパ重視でリビング用タブレットを探しているなら、年内の正式アナウンスを待つ価値は極めて高い。
Source:Android Treasure


