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新型iPhoneの熱気が冷め切らぬ中、Appleの秋の攻勢はまだ終わらない。10月にも、OLEDを纏った待望の新型iPad miniをはじめ、ホームデバイスを含む3つの重要プロダクトが一挙に投入される見通しだ。同社独自コードからその存在が浮き彫りとなった格好だが、本質は単なる定期更新ではない。本格化する独自AIを、生活空間の隅々にまで浸透させるインフラ整備の総仕上げが始まろうとしている。
最も目を引くのが、小型タブレットの決定版であるiPad miniの進化だ。コード解析によれば、前面カメラは横向きへと変更され、電源と音量ボタンを上部に集約。そして最大のトピックは、前世代より大型化されたOLEDディスプレイの搭載にある。コントラスト比の向上や引き締まった黒の表現は、読書端末としてもクリエイティブのサブ機としても、市場にある競合の小型Androidタブレットを一気に引き離す破壊力を持つ。10月末までの発表が濃厚とされ、待ち望んでいたユーザーにとって本命の買い替え機となるに違いない。
パーソナル領域のiPad miniに対し、リビングを固める布陣も強固だ。
2020年以来、沈黙を保っていたHomePod miniは第2世代へと移行する。グリーン、ピンク、ブルー、ホワイト、ブラックの鮮やかな5色展開。刷新されるプロセッサの力で、進化したSiri AIをストレスなく駆動させるスマートホームのハブへと生まれ変わる。
さらに、一見地味ながら戦略的重要度が高いのが新型Apple TV 4Kだ。外観こそ現行モデルを継承するものの、内部にはA17 Pro以降のチップと8GBのメモリ、次世代通信のWi-Fi 7を支える自社製N1チップが詰め込まれる。リモコンの刷新も含め、リビングの据え置き機にここまでの処理能力を与える理由は明白だ。高度なAI処理をテレビの大画面で遅延なく処理し、Appleのエコシステム全体を支える中継基地にする狙いが見て取れる。
主役級のスマートフォンに続き、次はプライベートな画面と家庭内の音声空間。矢継ぎ早に繰り出されるこれら3機種の投入によって、Appleが描くAI体験の包囲網は一気に完成へと近づく。発売が噂される10月、同社が提示する新しい日常の解像度に注目したい。
Source:MacRumors

