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「GTA 6」のNintendo Switch 2版を心待ちにするファンへ、冷や水を浴びせるような指摘が飛び出した。元Rockstar Gamesの開発者が、Switch 2への移植は「期待外れの体験」を生むリスクが高く、PS5などのハイエンド機で遊ぶべきだと疑問を投げかけたのだ。次世代オープンワールドの最高峰を目指す本作にとって、ハードウェアの妥協は許されないという現実的な見立てだ。
疑問の根底にあるのは、圧倒的な密度とグラフィックスがもたらす処理負荷の重さにほかならない。舞台となるレオニダの街並みは、画面を埋め尽くすNPCの群衆と緻密なオブジェクトで満たされている。現行ビルドにおいてPS5でも30fpsを目標にしていると明かされた通り、PS5 Proでさえ高フレームレートの維持が危ぶまれるほどの怪物タイトルだ。携帯ゲーム機をベースとするSwitch 2がどれほど進化しようと、この広大な世界を破綻なくレンダリングするのは技術的に極めて険しい。
A former GTA 6 dev says porting the game to Switch 2 doesn't make sense and would likely be a "subpar experience"
— Dexerto (@Dexerto) September 24, 2026
Jérémy Hartvick thinks Rockstar could make GTA 6 playable on phones through streaming pic.twitter.com/77NVdaFbM4
ターゲット層のミスマッチも鋭い指摘だ。GTAシリーズに熱狂するコアユーザーの大半は、すでにPS5を確保しているか、発売に向けてハードを揃える算段をつけている。莫大な開発リソースを割いて極限までダウングレードを施したとして、任天堂ハードのユーザーがそこへ殺到するのかという採算上の疑問は残る。開発者が「ネイティブ移植よりストリーミング配信のほうが現実的」と口にする背景には、こうしたビジネス面のシビアな計算もある。
もっとも、親会社Take-Two Interactiveのストラウス・ゼルニックCEOは任天堂の次世代機に強い期待を寄せており、水面下で移植が模索されているという業界筋のリークも絶えない。過去には「レッド・デッド・リデンプション」の移植を実現させた前例もある。
とはいえ、強引な最適化で作品本来のスケール感を損なっては本末転倒だ。単に「動く」という事実を作るだけでなく、レオニダの生々しい息遣いをどこまで保てるか。携帯機の利便性を手に入れる代償として、どれだけの妥協を受け入れられるのか、ロックスターが下す最終判断に注目が集まる。
Source:Dextero

