発売直後のiPhone 18 Proシリーズで、画面フリーズと突然の強制再起動を引き起こす不具合が表面化した。原因は今作の目玉である画面下Face ID関連の処理。端末交換を疑う声も広がっていたが、Appleはソフトウェア起因と認め、来週中にも修正アップデートを配信する方針を明らかにした。
問題が報告されているのは、9月19日に発売されたばかりのiPhone 18 ProおよびPro Maxだ。
トラブルが生じるのは、パスワード管理ツールなどセキュリティで保護されたアプリを開く場面。一度目のFace ID認証に失敗し、画面の「Face IDを再試行」をタップした瞬間、操作を一切受け付けなくなる。
数秒間のフリーズを経て、ブラックアウト。そのまま勝手に再起動し、ロック画面へ戻ってしまう。幸いにもホーム画面の通常ロック解除では発生しないものの、日常的なアプリ利用には小さくないストレスだ。
欧州を中心にユーザーからの報告が相次ぎ、SNS上ではハードウェアの初期不良を疑う不安も広がった。それも頷ける。今回のProシリーズは、ダイナミックアイランドを大幅に小型化するため、赤外線カメラなどのFace ID機構をディスプレイの下へ埋め込むという野心的な設計を採用したばかり。新構造ゆえにセンサーの物理的な不具合を疑い、ストアへ端末交換を持ち込むユーザーが現れるのも無理はない。
だが、Appleが米メディア9to5Macに明かした回答によれば、原因は純粋なソフトウェアのバグ。ハードウェア自体の欠陥ではない。次期iOSアップデートでの迅速な修正パッチ配信が予告されている。
ディスプレイ下へのカメラやセンサーの埋め込みは、Android陣営も長年苦心してきたハードルの極めて高い領域。Appleが満を持して実用化した新機構だけに、些細なソフトウェアの綻びがユーザーに与えた動揺は大きかった。とはいえ、迅速に原因を特定し、発売から間を置かずに修正対応をアナウンスした初動の早さは評価に値する。ハード起因によるリコールや交換騒動という最悪の展開は免れた格好だ。
現在iPhone 18 Proを手にしているユーザーは、慌ててストアへ駆け込む必要はない。
来週予定のアップデート適用が最も確実な自衛策。それまでは、保護アプリで顔認証に失敗しても再試行ボタンを押さず、パスコード手入力で切り抜けるのが賢明だ。

