公式発表の9月21日を目前に控え、Vivoの次期主力スマートフォン「Vivo X500」の製品版パッケージと実機が、早くもベトナムの並行輸入市場へ流出した。発表イベントの1週間以上前にもかかわらず、巨大なカメラバンプを備えたリアデザインまで白日の下に晒される異例の事態となっている。
発端となったのは、現地のVivoコミュニティグループに投稿された開封前のリテールボックスと背面の接写写真だ。
そこに写っていたのは、背面パネルの左側に大きくオフセットされた円形のカメラユニット。モジュール自体が独立した台座の上に配置され、LEDフラッシュのみが右側に切り離されたレイアウトは、iPhone 17 Proを想起させる処理といえる。レンズ開口部の形状から、メインと超広角の脇にペリスコープ式望遠レンズが組み込まれている点も見て取れる。

注目すべきは、これがProではなく無印の標準モデルである点だ。
メインカメラには前世代の上位モデルと同等クラスとなる1/1.28インチのソニー製「LYT-828」を搭載し、望遠側にはCIPA 5.5段分の手ぶれ補正を誇る6400万画素の「LYT-610」を採用。さらに4K 120fpsのハイフレームレート撮影にまで対応する。
ベースモデルでありながら、他社であれば最上位モデルに匹敵するセンサーサイズと手ぶれ補正性能を惜しみなく投入してきた。XiaomiやOPPOといった競合の標準モデルに対し、光学性能のベースラインを一気に引き上げる強烈な牽制となるのは間違いない。
発表前にして実機が越境流通するハプニングに見舞われたVivo X500。ハードウェアの全貌がほぼ露わになった今、最大の焦点はコストパフォーマンスを左右する価格設定と、グローバル市場への投入時期へと移りつつある。
Source:Facebook


