モバイルバッテリーを持ち歩く生活に、いよいよ終止符が打たれるかもしれない。Xiaomiがグローバル市場に向けて放った「Redmi Note 17 Pro Max」は、スマートフォンとしては規格外となる10,000mAhの超大容量バッテリーを搭載してきた。日本向けモデルにもこの10,000mAh仕様が投入され、8GB/256GB構成で79,980円(税込)という戦略的なプライシングで勝負を仕掛ける。
1回のフル充電で公称「最大3日間」の連続使用を謳うスタミナ性能は圧巻だ。EU版は9,210mAhに抑えられている一方、日本市場などには満額の10,000mAhを惜しみなく積んできた。大容量バッテリーの弱点になりがちな充電時間についても、100Wの急速充電で巧みにカバー。さらに27Wのリバース給電にも対応しており、サブ機やワイヤレスイヤホンへ余裕で給電できるハブとしての実用性も兼ね備える。

単なるバッテリー特化のキワモノにとどまらないのが、この端末の侮れないところだ。心臓部には前世代比でパフォーマンスを21%引き上げたQualcommの最新SoC「Snapdragon 6 Gen 5」を採用。メモリは高速なLPDDR5X、ストレージも最大UFS 4.1規格を揃え、日々の操作でストレスを感じさせない足回りを固めた。
画面には2772×1280ピクセルの6.83インチ有機ELを採用し、120Hz駆動やDolby Vision、HDR10+に対応。表面ガラスには堅牢なGorilla Glass Victus 2を奢る。カメラは50MPメインと8MP超広角、インカメラ32MPと実用域に絞り込み、コストと重量のバランスを取った格好だ。IP66/IP68の防塵防水やDolby Atmosスピーカーなど、日常で求められるツボも抜かりなく押さえている。
薄型・軽量化を競い合ってきた市場に対し、圧倒的な実用性で殴り込みをかけた格好の今作。日々の充電ストレスから解放されたい層はもちろん、過酷な現場や防災用途の選択肢としても、競合にとって強烈な脅威となるはずだ。この「超大容量化」というアプローチがミドルハイ市場の新たなトレンドを形作るのか、今後の反響に注目したい。
Source:Xiaomi


