記事の内容を音声で聞きたい方はこちら↓
レトロゲームファンのノスタルジーを刺激する横型デザインが、中国市場で早くも確かな数字を叩き出した。
ポータブルゲーミングPCを手がけるAyaneoの最新携帯機「Konkr Pocket Advance」が、中国の大手ECサイトJD.comの公式ストアのみで販売台数2万台を突破した。この実績は公式Weiboで明かされたもので、集計時点からすでに日が経っていること、そして海外注文分が含まれていない点を踏まえると、実際の総数はさらに上振れしているとみて間違いない。
Konkr Pocket Advanceは、かつてのゲームボーイアドバンスを強く想起させる横型ボディにAndroid 12を搭載した1台だ。ディスプレイには3.5インチの液晶パネルを備え、心臓部にはMediaTek Helio G90Tを採用。最大4GBのメモリと64GBの拡張可能なストレージ、4000mAhのバッテリーに加え、安定動作を支える冷却ファンや直感的に操作できるボリュームホイールまで組み込んできた。
AnbernicやMiyooをはじめとする中華レトロ携帯機市場は、ここ数年で激戦区と化している。その中でAyaneoがこのモデルを投入し、これだけの支持を集めている背景には、単なる懐古趣味にとどまらないビルドクオリティへの信頼がある。低価格帯のレトロ専用エミュレーター端末とは一線を画し、Androidベースで扱いやすく、洗練されたハードウェアとして仕上げた点が、目の肥えたガジェット好きの所有欲を的確に捉えた。
今月末からはいよいよ海外向けの出荷も順次スタートする。世界中のレトロゲーム層やサブ機需要を巻き込み、この勢いがどこまで広がるのか、今後のグローバル展開からも目が離せない。
Source:Weibo

