記事の内容を音声で聞きたい方はこちら↓
タブレット市場の勢力図を塗り替えるゲームチェンジャーが、いよいよ姿を現す。Xiaomiは独自開発した最新の3ナノメートルプロセッサ「Xring O3」を引っ提げ、フラッグシップタブレット「Xiaomi Pad 9 Pro Max」と折りたたみ機「Xiaomi 18 Fold」を9月に投入する。これまでQualcommやMediaTekに依存してきた心臓部を自社製シリコンへ置き換える試みは、単なる新製品の枠を超え、Appleが築いた垂直統合モデルへの本格的な挑戦状と言っていい。
最上位モデルとなるPad 9 Pro Maxの佇まいは圧巻だ。ディスプレイはノートPC並みの13.3インチにおよび、シリーズには11.2インチ、12.5インチも控える万全の布陣。さらに120Wの超急速充電に対応するなど、クリエイターやビジネス層をターゲットに据えた妥協のない仕様で固めてきた。

驚異的なのは、その内部で駆動する「Xring O3」の怪物ぶりだ。TSMCの3nmプロセスで製造され、240億個ものトランジスタを集積。最大4.35GHzで駆動する6基の超大型コアと4基の大型コアからなる10コア構成を採用した。加えて、グラフィックスには第3世代レイトレーシング対応の16コアGPUを積み、メモリは次世代LPDDR6をサポート。さらにAI処理を担うNPUは200 TOPSという圧倒的な演算性能を叩き出し、オンデバイスで独自の大規模言語モデルを軽快に動作させる。
このスペックが意味するのは、iPad Pro一強が続いていたプロ向けハイエンド領域での真っ向勝負だ。独自のコプロセッサと連携するトライチップ構成により、重い動画編集やリアルタイム3Dレンダリングでも発熱を抑えつつ高いパフォーマンスを維持する狙いが見て取れる。
Source:Weibo

