Android 14を標準搭載した個性派の6インチ電子書籍リーダー、Bigme B6のモノクロ版が中国市場でついに発売された。国際向けの直販価格よりも大幅に安い約133ドルという戦略的な価格設定が、小型ガジェット市場に一石を投じる。
先行して登場していたカラー版と基本スペックを同じくしながら、ディスプレイを白黒のE Inkに置き換えたのが今回の新モデル。画面はベゼルの段差がないフルフラット構造を採用し、300PPIの文句なしの高精細さを誇る。マット仕上げの反射防止加工や、暖色と寒色の調整が可能なフロントライトなど、読書への没入感を高める工夫に抜かりはない。

特筆すべきは、電子書籍リーダーとしては異例とも言える足回りの強さ。MediaTek製のオクタコアプロセッサに4GBのRAM、64GBのストレージを組み合わせ、最大1TBのmicroSDカードにも対応する。何よりAndroid 14を搭載しているため、電子書籍アプリを自由に導入できる拡張性の高さが最大の武器だ。
独自の閉じたエコシステムを持つ定番のKindleなどと比べると、アプリの自由度と基本性能の高さで圧倒的な優位に立つ。さらにカラー版にもより安価な新構成が加わったことで、ユーザーの選択肢は一気に広がった。中国国内でのこのアグレッシブな価格攻勢は、競合ブランドにとって無視できない脅威となる。
ハードウェアの進化に対してOSのアップデートが置き去りにされがちなE Ink端末において、Android 14とパワフルな仕様の組み合わせは貴重な存在といえる。今後はこの高コスパなアジア圏向けモデルの登場が、グローバル市場全体の価格競争へどう波及していくのか、その動向に注目したい。
Source:Bigme


