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Pixel 11 Proを狙っているユーザーは、少し冷静になるべきかもしれない。
8月12日に控えた「Made by Google」での正式発表を目前に、カメラ性能を揺るがす懸念材料が浮上した。長らくPixelの武器であったテレマクロ撮影が、次世代モデルでは事実上のダウングレードとなる可能性が高い。
発端は、海外フォーラム等でリークされたPixel 11 Proの最新レンダリング画像だ。歴代のProモデルで親しまれてきた四角いペリスコープ型の切り欠きが消え、円形の開口部へと姿を変えている。
この形状変更が意味するものは、単なるデザインの刷新ではない。カメラ内部構造の根本的な見直しだ。
現在、有力視されているのは2つのアプローチ。ひとつは、サムスンがGalaxy S26 Ultraで採用した「ALoP(All Lenses on Prism)」レイアウトへの追従だ。レンズ群をプリズムに直接重ねることで、本体内部の省スペース化を強引に狙う手法である。もうひとつは、従来のL字型からM字型のペリスコープ経路への変更。
問題は、どちらの構造を採用するにせよ、物理的に近接撮影性能が著しく低下する点にある。
スマートフォン市場における近年のトレンドは、内部スペースの奪い合いだ。Pixel 11シリーズも、次世代チップ「Tensor G6」や大容量バッテリーなど、筐体内に詰め込むべきコンポーネントは山積している。限られたスペースの中で、望遠モジュールの小型化というトレードオフが発生するのは避けられない市場環境ではある。
だが、ハードウェアの物理的な焦点距離の限界を、得意のAIと画像処理でどこまでカバーできるのか。ここがPixel 11 Proの評価を分ける最大の分水嶺となる。
もしソフトウェアによる補正が不自然であれば、日常的なテーブルフォトや花などのマクロ撮影を多用するユーザーにとって、致命的なストレスになり得る。競合するGalaxyや次期iPhoneに対し、自ら明確な弱点を晒すことにもなりかねない。
真相は8月12日、ニューヨークで明らかになる。進化の代償として何を切り捨てたのか、Googleのシビアな決断に注目したい。
Source&Image:9to5Google

