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結論から言おう。Apple Watch最大の弱点である「1日バッテリー」問題が、2027年に遂に解決に向かうかもしれない。
韓国LG Displayが開発を進める新ディスプレイ技術によって、消費電力が劇的に改善される見通しが浮上している。
スマートウォッチ市場において、Appleは圧倒的なシェアを握っている。だが初代の登場から現在に至るまで、ユーザーを悩ませ続けてきたのがバッテリー持ちの悪さだ。
競合となるGarminやAmazfitなどが数週間の駆動時間を誇る中、Apple Watchは毎日の充電が欠かせない。昨年のSeries 11では24時間駆動をうたったものの、実用面でのブレイクスルーには至っていない。より長い駆動時間を求めるなら、大きく高価なUltraモデルを選ぶしかないのが実情だ。
海外メディアのThe Elecによれば、このジレンマを打ち破る鍵となるのが「HMO(高移動度酸化物)TFT」と呼ばれる新技術。
現在採用されているLTPO OLEDに代わる次世代パネルとして、LG Displayが開発を急いでいる。HMOは既存技術と比べて圧倒的に消費電力が低く、バッテリー寿命の延長に直結する。
興味深いのは、この新技術がまずは小型デバイス向けに生産されるという点。つまり、iPhoneよりも先にApple Watchがその恩恵に預かる可能性が極めて高い。
ただ、我々がその進化を体感できるのは少し先の話になる。今年登場が見込まれるSeries 12はソフトウェアの最適化にとどまり、ハードウェア面では新デザインのUltra 4が話題の中心。
LGの量産体制検証はこれからであり、次世代パネルの搭載は、早くとも2027年秋のSeries 13まで待つ必要がある。
スマートウォッチの進化において、もはや処理速度や新機能以上に切望されているのが根本的な省電力化だ。
Appleのエコシステムという絶対的な強みに、競合に迫るバッテリー性能が加われば、他社の付け入る隙はさらに狭まる。HMOパネルの採用によって、我々の腕元から「毎日の充電」という呪縛が消え去る日を心待ちにしたい。
Source:The Elec

