Steamコントローラー、Steamを起動時せずとも認識可能に!?SDLのアップデートでWindows・Linuxに対応!

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新型Steamコントローラー最大の弱点だった「Steamクライアントへの依存」が、ついに解消へ向かう。汎用入力ライブラリであるSDLへのパッチにより、Steamを起動せずともWindowsやLinuxでデバイスが認識可能になった。

これまでの新型モデルは、その高いポテンシャルとは裏腹に、Steam以外の環境におけるサポート不足が最大のネック。PCゲーム市場において、Xbox Game PassやMicrosoft Store、各種エミュレーターを併用するマルチプラットフォーム派にとって、基本のXInputすら通らない仕様は致命的と言わざるを得なかった。

今回のSDL対応は、まさにプレイステーション5のDualSenseが辿った進化の道筋と重なる。Steam Inputを介さずとも、ダイレクトに入力を受け付けられる受け皿ができた意味は大きい。特にSDLが広く浸透しているエミュレーターや、スタンドアロンで動作するデコンプ系タイトルにおいて、この恩恵は絶大だ。

もちろん、すべてが完璧に解決したわけではない。背面ボタンやタッチパッド、ジャイロといった、このコントローラーのアイデンティティとも言える特殊機能を100%引き出すには、現時点ではまだSteam Inputの力を借りる必要がある。Game Passタイトルの一部などでは、引き続きサードパーティ製のラッパーツールが必要になる場面も残るだろう。

それでも、ハードウェアとしての汎用性が一段階引き上げられたのは紛れもない事実。独自の操作性を誇るこのデバイスが「Steam専用機」の呪縛を解かれたとき、PCゲーム向けコントローラーの市場シェアをどこまで侵食できるか。今後の機能拡張を含め、周辺機器の勢力図を塗り替える可能性を秘めた大きな一歩だ。

Source:Phoronix

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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