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次世代ミッドレンジ、Vivo S60シリーズの公式ティザーが開始され、その驚愕のスペックが姿を現しつつある。結論から言えば、これは単なるマイナーチェンジではない。ミッドレンジの定義を根底から書き換える可能性を秘めた、極めて画期的プロダクトだ。
気になるところは、リークされた7,000mAhという圧倒的なバッテリー容量。6.59インチという、昨今の大型化する市場ではむしろ「程よい」サイズ感にこれだけの密度を詰め込んできた点に、Vivoの技術的な執念を感じざるを得ない。
通常、大容量化は重量や厚みとのトレードオフになるが、同社は海面の光を表現したシルバーホワイトの背面パネルに、高度な冷間成形ガラス技術を投入。工芸品のような美しさと、数日間は充電不要と思わせる実用性を、一つの筐体に凝縮してきた格好だ。

もちろん性能面にも妥協はない。SoCにはSnapdragon 8sシリーズを据え、1.5K解像度のディスプレイを組み合わせる構成は、日常のタスクから高負荷な用途までストレスなくこなす。
さらに、ミッドレンジでは省略されがちな超音波指紋センサーや、最高峰のIP68/IP69防塵防水性能まで盛り込まれるというから驚きだ。上位モデルに忖度しないこの仕様は、ライバルであるXiaomiやOppoにとっても、無視できない大きな脅威となるだろう。
かつてS50 Pro Miniが海外でX300 FEとして展開された経緯を考えれば、このS60の設計思想もいずれ形を変えて、日本を含むグローバル市場へ波及するに違いない。物理的な限界を突破しようとするVivoの攻めの姿勢は、マンネリ化が進むスマホ市場において、消費者が本当に求めている「道具としての進化」を鮮烈に提示している。

