記事の内容を音声で聞きたい方はこちら↓
電子ペーパー端末の雄、Onyx Internationalが次の一手として放つPoke 7シリーズは、これまでの同社のイメージを覆す意欲的なデザインへと舵を切りました。5月21日の中国発表を控えた本作は、単なるスペック向上にとどまらず、所有欲を満たすカラーリングと機能性を両立させた外装を武器に、保守的な電子書籍リーダー市場へ一石を投じようとしています。
Weiboで公開されたティザー画像からは、ブルー、ホワイト、サンドという鮮やかな3色のラインナップが確認できます。従来のBOOX製品といえば、質実剛健ながらも地味な黒や白の筐体が主流でした。しかし今回、背面には指にかかりやすいリブ状のデザインが施され、美観と実用性を高い次元で融合させています。

この意欲的な外装設計は、かつて根強い人気を誇ったKindle Oasisを彷彿とさせるものです。電子書籍リーダーは長時間手で保持するデバイスであり、滑りやすい平滑な背面から、グリップ感を重視したテクスチャへの変更は、読書体験を劇的に変える可能性を秘めています。市場全体を見渡せば、カラー電子ペーパーの普及により端末の個性化が進んでいますが、BOOXはあえてモノクロディスプレイを維持しつつ、ハードウェアの質感で差別化を図る道を選んだといえるでしょう。
現在、中国のTaobaoで先行予約が始まっており、6月18日までの価格保証や優先配送といった早期特典が用意されています。日本を含むグローバル展開については現時点で未発表ですが、これまでの製品サイクルを考えれば、別名称での登場も時間の問題のはず。スペック競争が限界に達しつつある中で、デザインという新たな付加価値を提示したPoke 7。他メーカーがこの流れに追随するかどうか、今後の動向が非常に楽しみな一台です。
Source:Boox

