期待されていたRedMagicの新型コンパクトゲーミングタブレットが、目前に迫った5月18日の発表イベントから姿を消した。同社はスマートフォン「11S Pro」の発売を優先し、最強のモバイルゲーミング環境を待ち望んでいたファンの期待は、もう少し先へと持ち越されることになった。
製品マネージャーの江超氏が語った延期の理由は、解決すべきボトルネックの存在だ。詳細こそ明かされていないが、搭載が予定されているSnapdragon 8 Elite Gen 5の性能を引き出す上で、熱設計や電力効率の最適化に苦戦している可能性が極めて高い。
特に小型の筐体に185Hzという異次元のリフレッシュレートを持つOLEDパネルを詰め込み、さらにオーバークロック駆動を狙うとなれば、その設計難易度は並大抵ではないだろう。
リークされているスペックは、まさに破壊的だ。最大24GBのRAMと1TBのストレージ、そして8,300mAhもの大容量バッテリー。PCゲームエミュレーターのプリインストールも噂されており、手のひらサイズで本格的なゲーミング体験を完結させるという、同社の強烈な意地が透けて見える。
市場にはすでにLegion Tab Gen 5といった実力派の競合が存在する。後発となるRedMagicとしては、単なるスペックの羅列ではなく、圧倒的な体感性能で差をつけなければならない。そのための妥協なきチューニングが、結果として今回の延期を招いたと言える。
5月18日の「11S Pro」発表時、このタブレットに関する最新情報が共有される見込みだ。最高峰のチップが秘める真の力を、RedMagicがどう手なずけて世に送り出すのか。開発チームの回答を静かに待ちたい。
Source:Weibo

