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スマートフォンにモバイルバッテリーを繋ぎながら歩く不格好なスタイルは、間もなく過去のものになる。
Vivoのゲーミングサブブランド「iQoo」が中国市場で新たに発表した「Z11」と「Z11x」。スマートフォンの進化が長年直面してきた「バッテリー寿命」という壁を、力技で粉砕した意欲作だ。
最大の特徴は、その異常なまでのバッテリー容量。上位モデルのZ11には、実に9,020mAhもの大容量シリコンカーボンバッテリーを搭載。下位モデルのZ11xですら7,050mAhを確保している。一般的なハイエンドスマホのバッテリー容量が5,000mAh前後であることを考えれば、この数値がいかに規格外か想像に難くない。

Z11は単にスタミナがあるだけではない。90Wの急速有線充電に対応し、長時間のゲームプレイで消費した電力もあっという間に回復させる。ワイヤレス充電は非対応だが、有線によるリバース充電機能を備えている点が見逃せない。Z11自体がモバイルバッテリーとして機能し、他のデバイスに電力を供給する。もはやどちらが主役か分からない逆転現象。
処理性能に関しても妥協はない。Z11の心臓部にはMediaTek Dimensity 8500を採用。最大16GBのRAMと512GBのストレージを組み合わせ、最新のAndroid 16ベースとなるOrigin OS 6を滑らかに駆動させる。
ディスプレイは6.83インチのAMOLED。FHD+解像度で165Hzという極めて高いリフレッシュレートを誇る。ゲーマーのシビアな入力にも遅延なく応える、まさにゲーミングスマホの真骨頂。カメラは50MPのOIS対応メインレンズを備え、日常の撮影も難なくこなす。
一方、弟分となるZ11xは、Dimensity 7400と6.76インチの120Hz駆動液晶パネルを採用し、コストパフォーマンスを追求。価格は8GB+256GBモデルで1,499人民元(約217ドル)からと、非常に手に取りやすい設定だ。上位のZ11も1,999人民元からスタートし、最上位構成でも3,199人民元(約463ドル)に収まる。圧倒的なスペックと価格のバランス。
シリコンカーボンバッテリーの実用化により、本体サイズを無駄に分厚くすることなく大容量化が可能になった。
Source:iQoo

