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3月17日のグローバル発売が迫るXiaomiの新型スマートフォン「Poco X8 Pro Max」。圧倒的なコストパフォーマンスで市場を席巻してきた同シリーズだが、直前に判明したベンチマークスコアは、熱狂的なファンの期待に冷水を浴びせる結果となっている。
Xiaomiは先んじて、新型Poco X Proシリーズの展開を予告。上位モデルにあたるX8 Pro Maxは、MediaTekの「Dimensity 9500s」と12GBのRAMを搭載する。
リーク情報によれば、価格は256GBモデルで529ユーロから。容量を倍の512GBに引き上げてもプラス50ユーロと、端末価格の高騰が続く昨今において非常に戦略的な設定だ。
Poco X8 Pro Max (2602BPC18G) has appeared on Geekbench. Reveals Dimensity 9500s performance for the first time
— Anvin (@ZionsAnvin) March 6, 2026
– Dimensity 9500s
>> 1 x 3.73GHz
>> 3 x 3.30GHz
>> 4 x 2.40GHz
>> Mali-G925 Immortalis MC11 GPU
– 12GB RAM
– Android 16
– Single-core: 2,659
– Multi-core: 8,386… pic.twitter.com/k3WNktezCf
だが、Geekbenchに姿を現したモデル番号「2602BPC18G」の実力は、少々心許ない。
シングルコアの平均スコアは2,673。一世代前のハイエンドであるDimensity 9400シリーズは確かに超えてきた。しかし、同価格帯の強力なライバル、Snapdragon 8 Gen 5を積む「OnePlus 15R」には10%以上も及ばない。

さらに厳しいのがマルチコア性能だ。平均8,471という数値は、ベースモデルのDimensity 9500やSnapdragon 8 Gen 5搭載機に大きく引き離されている。「s」を冠する廉価版チップの限界が明確に露呈した形だ。
処理能力やゲーム体験を極限まで重視するPocoユーザーにとって、この性能差は無視できない。価格を安価に抑えるためのSoC選びが、パフォーマンスの妥協という深刻なジレンマを生んでいる。
もちろん、日常使いにおいて不満を感じるスペックではない。問題は「フラッグシップキラー」としての威厳を市場で保てるかどうか。3月17日の発売以降、実際のゲームプレイにおける発熱やフレームレートの安定性が、この端末の真の価値を決める。
Source:SmartPrix

